1628声 夏の水沢

2012年06月17日

久方ぶりの梅雨晴間。
などと浮かれていたのも、朝の間。
だんだん日差しが濃くなり、日輪が南中高度に差し掛かる時分には、
もう猛暑に手が届こうかと言う夏日。

「これじゃあ…」
てぇんで、涼を求めて車を走らせた。
場所は伊香保温泉手前の、水沢観音。
そこはやはり日曜日。
駐車場には大型の観光バスがしめて八台。
当然、線香の煙棚引く境内は、わらわらと観光客で賑わっている。

それでも、瑞々しい青葉の下。
古池で泳ぐ錦鯉など眺めていると、
自然と俳句のひとつでもひねりたくなってくる。
だけれども、こう言う観光地然とした雰囲気はどうも。
緊張の仕方が違うようで難しい。
帰路では焼きとうもろこし屋台など出ていて、
もうすっかり夏になっていた。

【天候】
梅雨晴間で夏日。