1657声 絵画見物

2012年07月16日

ビールを飲んだついでに上野。
寄席に行くつもりだったが、番組表と時期的な混雑状況を考慮して、外した。
不忍池をぐるりと回って、東京都美術館で「マウリッツハイス美術展」を観る。
目玉はフェルメールの「真珠の耳飾の少女」で、当然の如く長蛇の列。

この絵が競売にかけられた当時、2ギルダー30セント(およそ1万円)で落札された。
と言う逸話をパンフレットで読んで、驚いた。
汚れていたこと保存状態が悪かったことが、大きな要因らしい。
いまでは、150億円はくだらないと言われている。

会場内で、噺家さんとおぼしき和服姿の御仁を見た。
今晩の寄席の高座で、この絵の噺を枕でふっている姿など思った。

【天候】
終日、炎天。