1718声 野分

2012年09月18日

週末に九州をかすめていった、台風の余波。
つまり、野分が時折、強く吹く一日だった。
いま、夜の窓を開けていても、この野分によって、
机の上に散乱している書類などが、更に床に散乱し、
もはや収集がつかぬ事態になっている。

不精な性格が災いし、封筒など届くと、
その中身の書類を机の上に打ち捨ててしまう癖がついてしまった。
中には、金融機関から届いた「親展」と書かれた封筒や、
払込取扱票などと言う、抜き差しならぬ帳票の類も折り重なっているが、
どうにもケリがつかない。

窓を閉めると、窓枠にしがみく風の、呻きにも似た声が聞こえる。
途端に、秋も深くなっている感がしみじみと湧き出て、
カレンダーに目をやると、九月も後半になっていることに気が付く。
今年の終わりが、はや見えて来たような気がしている。

【天候】
終日、野分あるも快晴。