帰りがけに、コンビニへ寄って買った。
琥珀エビスを、である。
麒麟の「秋味」も、国内の缶麦酒界における秋の代名詞だが、
これはその発売時期から見て、初秋の感が強い。
この「琥珀エビス」は毎年、今時期、つまり11月にそろそろ手が届こうかと言う、
晩秋に発売される。
限られた店では年中「生」で飲めるのだが、全国的に缶麦酒が出回るのは、
やはり晩秋である。
そして、年明けの慌ただしさとともに、いつしか、店頭から姿を消している。
そう言う「プレミアム」感の濃い麦酒なのだが、そうだからと言って、
マリアージュ式に、小洒落た料理との相性を説く必要はないと思っている。
私は、この琥珀エビスとの相性が良い料理は、何と言ってもコンビニのおでんだと思う。
500円でお釣りがくるくらいに見繕った、コンビ二のおでんと、琥珀エビスを二缶。
しめて1,000円の贅沢。
この上ない、この秋の楽しみが、毎年、私の秋を更に深めてゆく。
【天候】
終日、雲多くも晴れ。