旅に出ようか

2007年12月30日

子供の頃、
正月といえばよく映画を見に連れて行ってもらいました。
親父の好みは‘寅次郎’よりも‘桃次郎’だったんでしょうね。
いつも決まって「トラック野郎」だったことを覚えています。

もののはずみで 生まれつき
もののはずみで 生きてきた
そんなセリフの 裏にある
心のからくり 落とし穴
あああ〜 ああああ〜
一番星出る頃は 俺の心に波が立つ♪

まだ学校に入る前でしたけど、
毎回喜んでついて行ってました。

アタシは愛川欽也ふんする‘やもめのジョナサン’が好きでしたね。
おっちょこちょいで人情味があって。
元警察官なんですけど、
パトカーの飲酒運転で仕事をクビなってトラック野郎になるという経歴。
今じゃありえない設定ですわね。

そんな映画で育ったアタシ、
一所にとどまるのが苦手であります。
鶴というのは渡り鳥。
初めから鶴にも縁があったのかもしれません。

‘鶴のひとこえ’なんて仰々しい名前で始まったこのコーナー。
はじめは‘掃き溜めに鶴’にしようと思っていたのですが、
それはやりすぎだとやわらかい方を選びました。
気が小さいのです。

鶴はなんでも絶滅危惧種なんだとか。
この頃アタシなんかもそれに近いのかなと思ったりします。
もちろん保護はされません・・・

さて、
久しぶりに旅に出てみようか。

え?
そしたらこのコーナーはどうすんだ?
あ、
いたいた、
もう一人ゼツメツキグシュが。
そうだ、
アイツに頼んでみよう。