正月連休明けで、今日から仕事始めってな方が結構多いらしい。
こう言う時期は交通取り締まりも活発な様で、本日も県内のアチラコチラで、
パトカーに寄せられている人を目撃した。
近年特に取締りが厳しくなったのが、運転中の携帯電話使用。
警察の方々は決まって、道路脇の物陰や、カーブで見通しの悪い道の死角などで、
全体的に「ヌッ」っとした感じで潜みながら、「ジメッ」とした眼を光らせている。
なんだか批判的な印象になってしまったが、むしろその逆で、
もっと各状況下での取締りを強化すべきと感じているのである。
ここで、各状況下取締りランキングを挙げるとすれば、
その上位に確実にランクされる状況の一つが、「便所」だ。
もうこうなったら、「トイレ」などと生易しい表現は使わない。
ともかく、本日の事である。
運転中、不意に下腹部を深く突き刺す様な痛みを覚える。
それが、大便帝国の宣戦布告と気付いた時にはもう遅い。
奇襲攻撃により、壊滅的なダメージを受けた我が国の大腸艦隊。
もはや交戦の気力も無く、半ば戦意喪失状態でヨロヨロと最寄のコンビニに避難。
虚ろな眼を伏せ気味に、「ワワッ」と自由の国便所へ直行。
ドアを開け、自由の国へと続く扉のドアノブを開けようとすると、
「ワワワワッ」なんと恐ろしい赤色。
そう、別の御仁が戦闘中であったのだ。
眼の前が途端に暗くなった。
フラフラっと便所脇の本棚へ行って、どーでもいい週刊誌を逆さに読んだ。
口からは何故か般若心経が漏れていた。
我が軍の生き残る道は、待つ意外になかった。
体は何故か、全体的に小刻みに振動していた。
明日へ続く (「こんなモノ続かせんな」と言う声が聞こえて来そうではあるが)