50声 さて、何の「プッ」

2008年02月19日

巷では、車の運転が荒いと言われている群馬県人。
確かに、私も毎日運転しているのだが、そう感じる節はある。

追い越し禁止車線で追い抜く車。
方向指示器を出さずに曲がる車。
片手に携帯電話で運転してる車。
やぶれかぶれで飛ばしている車。
などなど、挙げればきりが無い。

しかし、不思議とクラクションを鳴らす車があまりいないと感じている。
もうだいぶ前のことになるが、私は以前東京で毎日運転していた経験もあり、
その時と比べてそう感じるのである。

東京都心部で運転していて感じた事は、「クラクションを鳴らす」車が多い事。
それは、車線に入れさせてくれて「ありがとう」と言う「お礼クラクション」や、
あっ知り合いだ「おーい」と言う「呼びクラクション」では無い。
十分過ぎる程本来の意味に沿った、「警告クラクション」がよく鳴っている。

追い越し禁止で追い抜こうものなら「ブーッ」
方向指示器を出さずに曲がろうものなら「ブーッ」
むしゃくしゃしたら「ブーッ」
競馬が外れたら「ブーッ」
腹が減ったら「ブーッ」

たいぶ言いすぎだけど、とにかく至る所で怒りの「ブーッ」が聞こえる。
そんなにいきり立たなくても、と心配してしまう程。
それに比べて地方都市はどうか。

前の車がなかなか進まなかったら「プッ」
車線に入れさせてくれたら「プッ」
知り合いがいたら「プッ」
相手と別れ際に「プッ」
腹が減ったら「プッ」

やはり地方都市は、いくら運転が荒いと言われても平和である。
それじゃあ今日はこの辺で、「プッ」