78声 掻く語りき

2008年03月18日

目がかゆい。
もう、かゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆい。
眼をかきむしりながら、「キョォェーーー」ってな奇声の一つも発したい心境。
当然、心の中で必死に規制をかける。

なんだか、今年はひどくコテンパンに花粉症にやられている。
そうだ、亀を助けて竜宮城にでも連れて行ってもらおうか、この時期だけ。
そしたら花粉も来なかろう。
しかしまてよ、現在私が住んでるのは海無し県の群馬県。
では、鶴を助けよう。
こんな眼ばっか掻いていたら、肝心の書く方がおぼつかない。
鶴を助けて、恩返しにこの「鶴のひとこえ」を書いて貰おうではないか。

だけど、そりゃあまり意味が無いかもしれない。
鶴が恩返しでひとこえを書いている間、花粉症で眼を掻いている私。
奇声はあげないものの、規制の方がどうもさがってしまう。
つまり、こっそり部屋を覗かずには居れないのである。

部屋を覗かれた鶴は、山の方へ飛んで行ってしまう。
結局、私が書く事になる。
そして、私がひとこえを書いている間も、決して部屋を覗かないで下さい。
覗かれると、山の方へ飛んで行かなくてはなりません。
山へ行き、眼を掻いて過ごさなければならないのです。
やはり、掻いているより書いている方が良い。
さぁ、書こ書こ。