80声 澄んだ夜風の匂い

2008年03月20日

今日は終日雨。
そして夜半、雨上がりの道路を自転車で走る。
夜風を胸いっぱいに、深呼吸。
なんて気持ちが良いのだろう。
花粉が飛散してない空気とは。

なんか、近頃花粉症の話ばかり書いているが、鼻水と同じく止まらないのである。
眼を掻くついでに、ついつい書いてしまう。

だが今日は、しとしと降り続いている雨のお陰ですこぶる調子が良い。
しかし室内に居る間は、紛れ込んでいる花粉の残党が時折反旗を翻す。
残党との小競り合いをしている間に雨も上がり、夜半過ぎに外出。
雨が花粉を洗い流し、清浄になった夜の空気がうまい事うまい事。

自販機で買ったコーラがうまい事うまい事。
自転車に乗りながらコーラを飲むと、飲んだコーラが胃の中でシェイクされて、胃が苦しくなる。
そんな些細な話を書いてしまう位、花粉が飛散してない世界の澄んだ空気は心を豊にしてくれるのである。
心が豊になった人間の書く文章では、「今日はオチをどうやって付けようか」などと、
みみっちい小細工は必要ない。

ゲップ。