118声 構想「十石みそカレー」

2008年04月27日

地域のお祭りなんかでよく、1,000人鍋ってのがあるでしょう。
中華鍋のおばけみたいなので、豚汁なんかを2,3人で作って大勢に振舞ってるアレ。
アレを作った事がある。
去年のGWに。

そこに至った経緯は省いて話すけれど、場所は上野村である。
お祭りの目玉企画として、特産品の「十石みそ」と地場産の野菜だけで作る、肉要らずの「十石鍋」
ってな1,000人鍋を作って振舞った。

なにせ1,000人前なので、下ごしらえが大変。
前日に十数名でやって、野菜の皮むきだけで2時間なんて具合。
やってる人間の、手の皮が剥けて来る始末。

ぶっつけ本番。
具材を入れて味噌と水入れて、コトコト煮てりゃあなんとかなるもので。
と言っても、私が作ったんじゃない。
出来上がる頃には、会場のお客さんが鍋の前に長蛇の列。
アレヨアレヨと言う間に減ってゆく。

しかし、なんと言っても1,000人前。
最後の方は煮つまってきて、濃縮ドロドロ汁ってな様相。
ご飯にかけて食いたいぐらい。
鍋物ってのは、多く作れば多く作るほどウマイ。
なので、味の方はもちろん。

今度はカレーなんて良いかも、みんなでご飯を盛ってそれにかけてあげる。
名付けて「十石みそカレー」。
なんてどうカネー。