471声 定額給付金漫筆

2009年04月15日

先日、ATMから出てきた通帳に、振り込みの記載があった。
定額給付金である。
遂に来たかと思い、もう一度、通帳をATMに突っ込んで、下ろした。
占めて壱萬弐千円成。
ATMに備え置いてある、薄手の長4封筒に入れ、そそくさと持ち帰った。

自宅に着き、机の上に壱萬円紙幣と、壱千円紙幣を二枚置いて、考える。
「はて、どの様に使ってしまおうか」
考えあぐねていると、次第に、窓の外は夜の色が濃くなって来た。
考えるのを一旦中断して、紙幣をポケットに入れ、麦酒を買いに出掛けた。