579声 いつか宇宙で俳句ing

2009年08月01日

今日、138日間の宇宙滞在を終えて、若田さんが地球に帰って来た。
若田さんは、日本人初となる、宇宙長期滞在を終えた宇宙飛行士。
「ハッチが開いた後、草の香りがシャトルの中に入ってきた時に、
優しく地球に迎えられた感じがした」
と、取材で語った若田さん。
4ヶ月半もの間、過酷な宇宙空間で多忙な日々を終え、
帰還した直後のコメントとは思えない、鋭敏な感覚。
もっとも、感覚が鋭敏だからこそ、宇宙飛行士になれるのだろう。
今回の宇宙滞在では、ISSの建設・修理に、生物、物理、医学の実験や地球観測など、
毎日、過酷で多忙な日々を送っていた。
そして、日本の念願であった、日本実験棟「きぼう」を完成と言う、
大きな功績を残しての帰還である。
この報道を見ていて、まさに、「希望」が芽生えてくる。
もしかしたら、「自分が生きている間に、宇宙から地球を眺める事が出来るだろうか」
などと思い巡らせてしまう。
その時は、宇宙から一句、詠むとするか。