3723声 高崎映画祭

2016年03月23日

桜の開花と共にやってくるのが、「高崎映画祭」。もう30年目の開催なんですね、すごい。前々回の28回より、僕が関わる「伊参スタジオ映画祭」のシナリオ大賞作品も上映してくださっており、今年も4/8(金)に『弥勒のいと』(松井香奈監督)、『正しいバスの見分けかた』(高橋名月監督)の上映が行われます。僕も行くので、伊参スタッフ特有のつなぎを着た男を見たら声をかけください。

 

初めて高崎映画祭に行ったのは18歳位だったろうか。当時の学校の先生の一人が「私はフリーパスポートを買って浴びるように映画を観ます」と言っていて、お金もちだねーそんなに時間があるもんなのかねーと思ったことを覚えている。今思えば、あれだけの映画を観られるフリーパスは全然安いし、映画を観る時間は自分で作るもんなんだな、と思えるけれど。

 

誰にもあると思うが、僕にもその時々の女優さんブームがあって、市川準監督『大阪物語』で池脇千鶴さんが彗星のごとく現れた際は、まるで初恋の人に会いに行くかのごとくに胸を熱くしながら県道、チャリを漕いで高崎映画祭の授賞式に彼女を見に行った。会場でわりと遠方に彼女を見て、同じ空気を吸っているだけで「可能性はゼロじゃないかもしれない」と意味不明な事を思った。まあ、ただの馬鹿ですな。例年豪華な受賞者が高崎ダルマを抱える姿も、見慣れた春の一幕となった。

 

僕はずっと「高崎映画祭に行けば、その年1年間の主要な映画を網羅できるぜ」と言い続けている。桜の開花と共に、映画に浸る時間を作ってみてはいかがでしょうか?