日の出が早くなった。
僕の会社の母体は東吾妻町の原町新聞販売所なので
昨年から人手が足りない時は新聞配達を手伝っている。
「僕は夜派なもので・・」と断っていたりもしたのだが、
やっているうちにそれほど嫌な仕事でもないと思うようになった。
朝早くに、手足を使いながら、
覚えてしまえばさほど頭を使わず、
配り終わるまでに必ず3時間弱の時間を要するのだ。
それは、「適度な考え事をするのにもってこい」だと気づいた。
考えることは日によって違って、
その日にやらねばならない仕事の先回りとか、
前の晩に見た映画についてとか、食べた美味しいものだとか、
最近では「六合ドキュメンタリー映画祭」の展開の仕方について、
ほぼほぼ新聞配達をしながら考えた。
じーっと机に座っていてもなかなか考え事ができない性格でもある。
そうして最近考えることの一つに、
「現実の出来事をもとに小説を組み立てる」というものがある。
その手の妄想は、夜明け前の時間に向いている。
実は頭の中にはすでに3本くらいの短編小説がある。
それを、高崎で定期開催されているハンドメイド小冊子の祭典
「ZINPHONY」に小冊子として出したいという魂胆がある。
あと20回くらいの夜明け前を経れば、形にできるかもしれない。

Copyright 2007-2026 Crane Dance. All Rights Reserved.