3771声 はれのひ食堂

2018年03月11日

東日本大震災のあと、中之条町つむじで行われた「はれのひ食堂」というプロジェクトに関わったことは、今考えてみるととても大きなことだった。

 

7年もたって福島県へは仕事で一度行っただけだけど、避難してきたHさんが「みんなのご飯を作っていて鍋を振る手が上がらない」と言ったこととか、郷土料理の再現を担当した(めっかった群馬でおなじみの)堀澤さんが言ったこと、(わりとどうでもいいけど)慰問で芸能人が来たことなどは覚えていて、7年経ってそれらが頭の中でだんだんと「フィクション」の物語として立ち上がってきた。せめて、忘れるべきではないことを忘れないようにしようと思う。

 

はれのひ食堂(ほぼフィクション)

岡安 賢一さんの投稿 2018年3月10日(土)