4021声 エスプレッソ

2018年11月17日

もう来週には第18回伊参スタジオ映画祭が始まる。今日は会場となる体育館の椅子並べや外のベンチ運び。今年は例年以上に気持ちが切り替わらず、でも単純な作業で会場が出来上がるにつれ、いよいよか、と気持ちが作られていく。

 

毎回書いているけど、この映画祭では全国から映画シナリオを募集し、中編・短編2つの大賞作品を映画化させる「シナリオ大賞」を2003年から実施していて、過去28本の映画を誕生させた。今日は昨年の短編大賞受賞作『あるいは、小さな戦争の音』(村上知巳監督)のスタッフ試写を行った。

 

撮影に際して、出演している石倉三郎さんと飲む、というごく稀な機会があったことを思い出す。名脇役として様々なドラマや映画に出演しているベテラン俳優。村上監督はこれが初監督作。経験はない監督のラブコールに応えた石倉さんは、作品の規模ではなくやりがいで仕事を選ぶ人だった。芋焼酎を片手に「エスプレッソ」というセリフをどんな口調で言うべきか、監督と話し込んでいた。「俺はこの男(演じる男)であったら、ゥエスプレェッスォ、って言うと思うんだよ」石倉さんは言った。

 

伊参スタジオ映画祭