4339声 11)仕事

2020年03月11日

テレワーク!ステイホーム!仕事改革が求められている → とはいえそんな対応ができる業種はわずかだ、働きに出ねばならない! → がその経済にもとづく生存をかけた行動すらも、さらに危機的な状況の中では行なえない! → テレワーク!ステイホーム!仕事改革が求められている →(繰り返し)

 

世界規模での大変化の中で、IT化や少子化などである程度ゆるやかに変化を続けるはずだった「仕事」が、がらりと一気に変わっていく気配がある。群馬は東京に比べて周回遅れだし、今日(4/15)もぼくの身の回りでは多少の変化こそあれ大多数の人はいつも通りの仕事、生活を送っている。

 

「大打撃を受けた飲食店。大家としてやれることは何か」先日、別の目的のzoom(ネットを通じて離れた場所の人どうしで会議やお話ができるウェブサービス)の集いで、たまたま大家業のKさんと、飲食店のAさんが揃い、その話で盛り上がった。飲食店は飲食店として「苦しい」ということを大家に言わねばならない(察して、は無理)という話や、「家賃支払いが難しい店については今の家賃を免除することで、信頼感が生まれるのではないか」という話がネット越しにされた。

 

東京で知る人ぞ知るバーが、コロナ禍による客足の激減によるオーナーの意向で閉店した。という書き込みを見た。コロナショックの難しいところは、ウィルスとしての脅威もあるが、いつ収束するのかわからないところにある。この先数ヶ月、あるいはそれ以上客足は戻らないだろうから店を閉めさせる、という意見もあるだろう。でも、それが皆に愛される店であったならば、その店が再び開くことがないという方が損失なのではないか、という意見もある。正解はない。

 

飲食業に限らず、いつ収束するかもわからない状況の中で、あらゆる仕事が変化を求められる。そんな中では、建前の仕事は通じない。会社へ行くだけでぽけーっとしている仕事は通じない。そうして色々があって、そのアフターとして残るのは・・確かに「信頼」ではないかと思う。信頼があればその仕事を助けてくれる人はいるし、例え一度たたまざるを得なかったとしても、信頼さえが残っていれば、立ち直ることもできる。

 

していきたい。お互いに信頼を持ち合える仕事を。