4429声 張り紙

2020年06月09日

所用でほぼ終日病院。新型コロナの影響で、人数制限や入口にはサーモグラフィがあったりと、厳戒態勢であった。いままでも感染症対策は各医療機関で為されていたであろうが、2020年春のコロナ以前以降で、間違いなく意識が変わっている。病院には中庭があって、今の時期は青葉や紫陽花が見ごろであった。澄んだ窓硝子越しに瑞々しい緑を眺めつつ、売店で買ったカツサンドで昼食。しかし、ベンチには間隔を開けるように張り紙がしてあったり、中庭に続く入口や窓は「封鎖」の張り紙、どこも張り紙だらけ。致し方ないが、人より張り紙の方が多い。涼しい病院を後にして、気温三十度越えの真夏日の街へ帰ってきた。