1040声 遅寝早起

2010年11月05日

明日は、やはり「第10回湯河原文学賞」の表彰式に出席しよう。
と言う決意を持ったのは、今晩である。
実はまだ、自分でもその参加を危ぶんでいる。

理由は、出発の時間にある。
早朝に自宅を出ねば、時間まで間に合わないのである。
当日は、表彰式の前に、「黛まどかさんと歩く湯河原吟行会」が開催され、
その吟行会参加の集合時間が、朝10時なのである。
朝10時までに、湯河原町に到着するには、
未だ朝日が昇る前に起床し、家を発たなければならないのだ。
もっとも、これを書いている現在時刻は、限りなく日付変更線の近きにある。

今回。
私は、おまけで入選したようなものだが、入選でも副賞が出る。
その副賞が、この吟行会の無料参加券なので、
意地でも吟行会に出てやろうと言う気構えは、ある。

しかし明日、寝不足ぼんやり頭を抱えて吟行した所で、
まともな句が詠めるかと言えば、甚だ不安である。
いっその事、午後から始まる表彰式だけに参加して、
観光がてら、ゆっくり温泉にでも浸かってくれば良い。
とも思うのだが、その案は我が心の中で採用されない。

明日参加する為に、断腸の思いで欠席の連絡をした予定が、
2つ3つあるからである。
予め決まっていた予定もあるし、飛び込みの予定もある。
それらの予定を断り、私が、ゆったりと湯河原温泉で一杯やっていたら、
明日の予定に出席する人たちに、後日合わせる顔が無い。
だから明日の私は、辛酸を舐めてでも、彼の地へ赴かなくてはならぬのだ。
けれども、当日の予定が全て終了したら、大いにゆったりと、
一杯やるつもりである。
欠席した予定がどれも、「銭湯」に関連するものだったので、
せめて、銭湯へ入ってこようと思う。

【天候】
朝は雲ひとつ無い秋晴れ。
午後になって、風と雲が出て来る。
朝、新潟方面の山並みに雲があると、午後、必ず風が吹く。