中之条ビエンナーレに関連する、中之条町移住作家が中心となって行った「Art Fair NAKANOJO 2026」の開催に合わせて、太田市美術館・図書館や山形ビエンナーレで仕事に呼んでいただいた小金沢智くんが中之条にやって来た。今までにも数々の仕事をご一緒して、何度も飲んだ人である。宿は自分でとったとのことだが「うちに飯食いに来てください」と、夕食に誘いお好み焼きを焼いた。
彼は山形芸術工科大学で教鞭をとりながら、今年も山形ビエンナーレに続く学校主催の芸術祭「みちのおくの芸術祭」でディレクターを務めている。そしてそういった仕事以外に自らで、本を製作してきた。それは、彼のお父さんが亡くなった際の記録写真集である「flows」であり、先に書いた山形ビエンナーレの記録にインタビュー等を付け足した記録集「歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と」である。そして今、小金沢くんは「歌は待っている」のデザインを行った故・岡本健+さんについての本を作っている。身銭を切って本を作り続けるスタミナもすごいが、彼が人との出会いと別れの中に何か大切なものを見出そうとしていることがわかる。
後日、食事のお礼だと、小金沢くんはわざわざ美味しくておしゃれな包装の山形蕎麦セットを送ってくれた。ありがたいなー。していることは違えど、自分も頑張ろうと思える貴重な存在である。

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