5623声 首都の物語

2026年07月26日

国立博物館、独立広場、カザフ・エリ記念碑、平和と和解の宮殿、そしてアスタナ・グランドモスクを巡る。どの建物も壮大で、この国が独立後に築いてきた歩みを象徴しているようだった。

しかし、博物館や記念碑を巡って、その印象は大きく変わった。

カザフスタンは1991年、ソ連崩壊とともに独立。そして1997年、それまで南部のアルマトイにあった首都を、ロシア国境に近いアスタナへ約1,000km遷都。

その狙いは、北部を含めた国土の一体化と、「ここがカザフスタンの国土であり、国家である」という意思を内外に示すことだった。

ガ首都がアルマトイからアスタナへ移された理由や、独立後の国家建設について話を聞く。単に新しい街を造ったのではなく、この国の未来そのものを設計した都市なのだということがよく分かった。観光地を巡るだけでは見えない背景を知ると、街の印象も大きく変わる。