日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

2352声 新印象派

2015年03月19日

今日は上野の東京都美術館にて新印象派展に。

ポール・シニャック、ジョルジュ・スーラといった新印象派の画家たちの作品が、

時代の流れに沿って展示されていて、なかなか見やすい構成。

点描絵好きにはたまらない企画展。

2351声 おじさん

2015年03月18日

毎朝、通勤で会うおじさん。

職場は同じだが、名前は知らない。顔も分からない。

ただ、後姿だけは毎日見ている。歩くのがとっても早い人。

いつも前を歩いてる人。追いつかない。

今朝、初めて追いついた。というか抜いてしまった。

途中で一服して歩きだしたら、また追いつきそうになってしまった。

彼は立ち止って携帯で写真を撮っていた。開花前の桜を。

そんな姿をみたのは初めて。きっと区切りがついたのだろう。

気づけば自分は、いつもよりずいぶん速足だった。

サラリーマンにとって、そんな季節。

2350声 足跡

2015年03月17日

いつも通っている薄暗い会社の廊下

今日は浅間山越しに、きれいな夕日がまっすぐにさしていた。

オレンジのに光に、普段は見えないたくさんの足跡が

たゆたように浮かんでいた。

2349声 相撲の辻

2015年03月16日

大阪場所の千秋楽、1敗の白鳳を2敗で追う照ノ富士。

大関豪栄道の続けざまの仕掛けをこらえ、大関のプライドを砕くようにねじ伏せた。

結びの一番は白鳳に照ノ藤野の兄弟子日馬富士が挑戦。勝てば優勝決定戦。

日馬富士の渾身の一番。張り合いから懐に飛び込み、上手を取って、白鳳の左手を封じる。

長い相撲。チャンスもあったが、結局、最後にまっすぐ寄ってしまった日馬富士に

白鳳の左手がまわしをとらえ、最後はあきらめたように寄り切り。

結局、白鳳の優勝であったが、日馬富士の鬼気迫る魂魄に会場は納得した雰囲気。

といった話を、常連のBARで隣のおばさんに話していたら

実は藤岡は相撲発祥の地と言われる相撲の辻と言われる土俵があるそうな。

日本三大相撲の辻と言われているとのこと

2348声 入浴剤

2015年03月15日

風呂が好きである。旅先の温泉、地元の銭湯。1日2回のシャワー。

先日、先輩の奥さんに入浴剤をいただいた。

その名も空想BATH ROOM。

昨日の入浴剤は「グッドナイト流星群」。青からだんだんと乳白色。

昔旅したギリシャの島々を思い出す。

今日の入浴剤は「柚子が実るボクの村」。甘酸っぱい柚子の香。

中学校ぐらいの初恋かな。

基本、雰囲気に流される。

2347声 上司

2015年03月14日

3年も前の上司に、離婚の報告に行った。

ずっと言えてなかった。式では挨拶をしてくれた方。

話をしようとすると、静かに「わかってるよ」と。

3年前に上司は異動し、それから数度しか会っていない。

なのに違いに気づき、遠くからで見守ってくれていた。

こういう人もいるから、組織はやめられない。

2346声 狂気

2015年03月13日

花粉症と風邪の併発で喉がひりひり痛い。

咳が止まらない。

なのに煙草に火をつける。

さっきよりひどく咳き込む。

でも、また火をつける。

誰かに強制されたら、絶対できない苦行。

自発的、だから吸う。

自発的、であることの狂気。

主観的、であることは常に暴力性を孕んでいる。

2345声 体系化

2015年03月12日

自分の興味は何であるか

その核を突き詰めておくと

関係する色々な知識が、団子状にくっついてくる。

そこを突き詰めておかないと

ただ通り過ぎる情報になってしまう。

2344声 赤紙

2015年03月11日

紙切れ1枚で仕事も住処も変わっちゃうというのが

サラリーマン稼業なんだけど

紙切れ1枚で有無を言わさず環境が変わちゃうことが

サラリーマンの醍醐味。ワカレトとデアイの季節。

2343声 渡る

2015年03月10日

世間の鬼が良い。

2342声 ふきのとう

2015年03月09日

今日自分のデイタイムのほとんどを

5年費やした仕事に一区切りがついた。

一区切りと言っても、やっと前に踏み出す環境が

整ったという程度だが。

最後はしごくあっけない、よそよそしいばかりの

儀式があっただけだが。

今日のアテはふきのうとう。ほろにがい。

2341声 春風

2015年03月08日

今日、先輩がひょっこり職場に顔を出してくれた。
週に1~2度は常連の飲み屋で顔を会わせるのだが
見慣れた職場で改めてみるとホントに佇まいが良い。
猛禽類系のキリリとした顔だが、それを知性と人間味で包んでいるよう。
春風のような方だ。

2340声 像

2015年03月07日

次に誰かに出会うとしたら、上手に愛させてくれる人が良い。

2339声 執着

2015年03月06日

何者にも執着しなければ、自分が傷つくリスクは減る。

ただ、何物にも執着しないと言いつつ、可愛い自分には執着している。

2338声 理解

2015年03月05日

現代アートとは他者を理解するためのツールである。

軽井沢にある現代アート美術館の館長が言っていた。

相互の理解があればば争いはないと。

 

2337声 利根川

2015年03月04日

昨晩はおぼろ月で、帰り道、ボ-ッと照らしていた。

今朝は陽光の照り返しが眩しい程、きらきらしていた。

今は一年でもっとも水量が少ない。色は紺碧に近い。

桜も散る頃になると、一気に水量が増し、黒みが増す。

昔から、水を眺めるのが好きだ。ただ、手相見には水難の相ありと言われている。

たしかに、真冬の池に3度も落ちたことがある。

それでも近づいてしまう。

2336声 ステージ

2015年03月03日

人間の思考というものは、突き詰めるれば詰めるほど、抽象化し普遍化する。

高次元の思考を惜しげもなくさらりと聞かせてくれる人もたまにはいる。

分かるように一次情報に還元して。

先日、常連の飲み屋のマスターとご一緒した。

自分は何事もなるべくジャッジしないようにしいてる。その人は言った。

私も思考を寝かせる、ということを考えていたので、よく分かった。

私は人の動かないものを見極めたいのです。私は言った。

その人は、俺は人の動かない部分が、動くとこを見ている。と言った。

その話は実感できなかったが、いつか分かれば良いなと思った。

マスターはH氏と言う。

2335声 前橋力

2015年03月02日

昔前橋には目玉焼きそばの店がたくさんあったとか。その中でも今でも語られる名店があくざわ。

残念ながらその味は知らない。ただ、長い時を経て、その味を懐かしんだサラリーマンのおじさんが、

その幻の味を週末だけスナックで作っていた。1回だけ食べた。今でも忘れられない味である。

先月より、そのあくざわさんの焼きそばを復活した店があると聞き来店。

水分少な目な太麺に三菱ソース。顎が疲れる程の噛みごたえ。あくざわ流は目玉でなく炒りたまご。旨いなぁ。

まるで骨太だったころの前橋を食べてるよう。いや、今でも骨太なんだなこの街は。きっと。