ようやくここで6月1日に記した岡安君とあった場面になる。
スケジュールやスマホの写真を見て、ほぼその日にできたことを書いたが、いかんせん、ゴールが分かっているので説明調になってしまった。実はこの日、昔一緒に働いてたこともあり、俳句ingでも何度かご一緒した女性から数年ぶりに連絡があった。「すーさん、今月のひとこえの番かな?何も書いてないので心配になっちゃって。毎日これを見るのを楽しみにしてるの」と。普段はほとんど考えていなかったが、このメッセージには久々に読者という存在を改めて認識させて貰った。今回はそういった意味で申し訳ない気持ちでいる。
中庭に開けた気持ちの良いコンサートホール。アーティストの優しい心遣いで、まだずっと聞いてられないよちよち歩きの赤ちゃんが庭で遊んでいる。高原の涼風の中、寺尾さんの優しいピアノと歌声が、木々を撫で林間を抜けて行く。