6053声 明日は俳句ing

2025年01月02日

光る君への登場人物の多くが歌を詠む。今でいう和歌。

漢詩を詠む人も出てくる。

しかし、俳句は詠まない。平安時代には、まだ俳句が誕生していないから、当たり前か。

けれど、ドラマのなかで藤原公任の短句(七七)に、清少納言が長句(五七五)をつけるというシーンがあった。

連歌の一種らしい。

この連歌がやがて俳諧の連歌を生み、俳句へとつながっていく。

光る君への登場人物は、盛んに歌のやりとりをする。俳句の本意には、本来こういった和歌の伝統のようなものが含まれているはずなのだが、現在の俳句界にはそのような流れを感じることはできない。

もっと気軽に、挨拶のように俳句をやりとりしたらいいとおもう。

明日は、俳句ing。

さて、どんな句に出会えるだろうか。