6358声 新発見

2025年11月03日

久しぶりに集まった学生時代の仲間の一人は、この11月に転職をするという。

人生の再出発である。

その彼は、旅先にまで日経新聞を持って来た。

といっても、仕事熱心というわけではなく、持ち歩いてたのは、日曜版のクロスワードパズルの部分だ。

日経新聞日曜版のクロスワードパズルはなかなかの難問らしく、毎週の楽しみらしい。ということで、日曜日の旅のお供となった次第だ。

今どき、ネットで調べればすぐに分かりそうなものだが、クロスワードパズルの楽しみ方は、そういうものではないらしい。

カフェで着席したとき、見せられたのだが、まだ空欄だらけである。

タテの1は、徳川光圀に招かれた、明の儒学者。これは、即答できた。シュシュンスイ(カタカナにすると意外と難しい)

ここをきっかけに、道中、7人のみんなでワイワイ考えることとなる。

わたしが、即答できたのは、3問のみだったが、みんなで力をあわせ、七割ほどを埋める。一人でやると、こんなにマスが埋まることはないらしい。

そこからは、持ってきた友人を中心に、仮説をたてつつ、残りのマスを埋めていったのだが、その過程のみんなとの会話が楽しかった。

クロスワードパズルの新しいやり方を発見した気がした。