と聞かれたときに、
「コミュニケーション!」
と答えたいのに、
答えられない気の小さいアタシ。
2007年11月03日
グッとこう噛み合うときといいますか、
人と交わっていますと、
そういう瞬間があります。
そこに到るまでには、
なかなか時間がかかったり、
あるいはかからなかったり。
とにかくグッとこう噛み合うと、
あぁ幸せだなぁと感じるように、
できているわけでして。
2007年10月30日
ポテトサラダが好きな人に、
卯の花のおいしさもわかってもらえるような。
とにかくワインとチーズという方に、
漬物で日本酒のよさをわかってもらえるような。
そういう学校があってもいいかなと。
2007年10月29日
木箱の中に貼り付けてあった戦時中の印刷物。
「国民精神総動員 家庭実践心得」
−心身の鍛錬はまづ徒歩の励行から−
そうだそうだ!
−知識と工夫で物を生かして使いましょう−
そうだそうだ!
−働くにも遊ぶにも計画を立てて能率を上げましょう−
は、はい・・・
−悪い享楽は金と時と力の損失だ−
...すいません...
2007年10月28日
銀行員。
半月くらい前に転勤を言い渡され、
2,3日で荷物をまとめていなくなりました。
奥さんと娘は群馬におりますから、
週末だけは帰ってくる。
アタシがたまに実家に行くと、
だいたい横んなっている。
疲れてるんだなぁ。
居間のテーブルの上には、
なにやらぎっしり文字が詰まった問題集のようなもの。
「21/24ページ 問題、デリバティブ取引に・・・一つ選びなさい。・・・解答方法・・・解説・・・正解・・・選択した答え・・・」
???
何をやってるかどうかは関係ない。
兄ちゃんは応援している。
2007年10月27日
岩谷冷蔵器ののぼり。ガス器具で有名な、あの、イワタニです。キャッチコピーが、「僅かの氷でよく冷える」。冷蔵庫は氷で冷やしていた時代のものであります。そういえば、映画「ALWAYS 3丁目の夕日」で、鈴木オートに始めて電気冷蔵庫がやってきたときのくだりがある。あの映画は昭和30年代の話。だからこれはそれより前のものということ。かれこれ50年は経っているんじゃないですかねぇ。
それにしてもこの、僅かの…がいいですね。なんとなく切なくて。「僅かのお金でよく生きる」。50年経った今でも使えるキャッチコピーであります。
2007年10月25日
伊勢崎の駅前に借りた家で、
カルチャースクールを始めます。
掃除日記に登場している、
築100年を越える商家です。
スクールの名前が「ほのじ」。
漢字で書くと「惚の字」。
‘惚れている’ことをやんわり言うとこうなります。
惚れるという言葉のもつ、
どうにもしようがない感じが好きで。
何でもいいのですが、
自分の中に惚れられるものがあるというのは幸せなことです。
そういうものを見つける場所になればいいと思いまして。
開校は来年の2月を予定しています。
それに先立ちまして、
プレ開校といってはなんですが、
料理の講座だけ12月からスタートしたいと考えております。
詳しくはこのホームページにてお知らせしてまいりますので、
もう少しお待ちください。
2007年10月24日
「経営上、困っていることは何ですか?」
「お金がないことかな…」
「経営上、工夫していることは何ですか?」
「それが分かると園長は楽なんだけど…」
今月三日、群馬大附属小学校の五年生の質問攻めに遭った。いろんな仕事をしている人から聞いたお話をまとめる課題学習だという。
矢継ぎ早の質問にろくな答えができないヘボ園長は、仕方なく柿の実をプレゼントしたり、サツマイモの葉っぱの首飾りを作ってあげて誤魔化(ごまか)すしかなかった。
「みんなを楽しませるのにどんな工夫をしてますか」って問われて、「すべての人に楽しんでもらうことはできないんだよ」って、マジに答えてしまって、あとで、まずかったなと反省している。
でも、ウソではない。すべてのお客さまに満足してもらえれば苦労はない。それができないと分かっていて、その上で、お客さまの立場にたって、お客さまの満足を考え続けるのが私たちの仕事なのだ。
こないだ、前橋の旧連雀町(現本町二丁目)の「清香園」に煎餅(せんべい)を買いに寄った。何が良いって、煎餅を一枚ずつ売ってくれる。ごま、唐辛子、大豆、醤油(しょうゆ)、のり、五枚買った。もちろん美お味いしい。でも、私が好きだといっても、そんなの面倒くさいっていう人は、きっといるに違いない。
2007年10月24日
小銭しかないのに、どうしてもすき焼きを食べたくなった友人が、上電前橋中央駅近くの「肉のチャンピオン」で、一●(つかみ)の小銭並べて「これで牛肉売って」って頼んだら、「はいよ!」って売ってくれたんだって。でも、別の友人がタタキ用の牛肉買いに行ったら、売ってもらえなかった。でも、ご主人が話す売れない理由を聞いて納得、「あのご主人、肉屋の鑑(かがみ)だ!」と絶賛しきりだった。でも、断られて、恨む人がきっといるに違いない。
岩神町の「養田鮮魚店」のオヤジが言っていた。「オレが気に入って仕入れた魚を買ってもらえなくなったら、魚屋やめるよ」って、いつになくしんみりした口調で。本気なんだ、覚悟なんだ、きっと。
中央通りの「黒田人形店」に行くと、おかみさんは「これ、社長が仕入れたの」って、社長は「このコーナーはかみさんのです」って言う。こういうのってすごく素敵(すてき)なことだと思う
附属小のお友だち、分かってもらえるかな。私は、すべての人の欲望を、すべて満たすことができるみたいに言うことはウソだと思う。そういうウソをつくのも、ウソに乗るのも悲しいと思っている。
誰にも、みんなに楽しんでほしいと思うし、そのために努力もしている。でも、自分が「これが良い!」って信じられるものしか、みんなにおススメできないし、してはいけないのだ。それが正直ってもんで、昔から商いの基本なのだと、ヒゲ園長は、まちの人たちから教えられている。
ウソつきは泥棒のはじまりっていうんだよ、みんな。正直に生きようよ。正直に生きて、それでも道が開けなければ、それも人生っていうもんだよ。附属小のお友だち、これで答えになっているかな。
編注:●は手ヘンに國
「視点 オピニオン21」より 前橋るなぱあく園長 佐藤 恭一
2007年10月22日
片さなくてはならないのは伊勢崎の家ばかりではありませんで。
こちらも負けず劣らず時代のついている中之条の家。
絶好の掃除日和となった本日、
行ってまいりました。
伊勢崎の家の何十年分のホコリを経験しているからか、
ちょっとやそっとの汚れには驚かなくなっているアタシ。
習うより慣れろというのはこういうこと。
伊勢崎では昭和初期の新聞やら雑誌に驚いていた。
なのでそのくらいの時代のものには驚かなくなっているアタシ。
慣れるというのはなんともオソロシイ。
それでも隅々まで物色していたら、
やっぱり出てきたお宝の山。
明治時代の借用書、戦時中の生活心得覚書、大正期の新聞、尺八、塗り物、古食器一揃え、などなど。
古物商でも始めろということか。
とにかくひとんちの掃除は楽しい。
助太刀屋の本領発揮である。