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6011声 名誉の敗戦

2024年11月21日

九州場所10日目。宇良と平戸海の取組。人気力士同士の取組に館内も盛り上がる。特に平戸海はご当地、九州長崎の出身。先場所は11勝をあげて敢闘賞と取っているが、この場所は苦戦しており、ここまで1勝9敗。取組は土俵際でもつれ、軍配は平戸海に上がるも、ものいいがつき、両者の体が着くのが同着み見なされ取り直しに。再度の取組も土俵際でもつれ、軍配は平戸海に上がるも、またもやものいいで取り直しに。この取組は再生映像を見る限り、宇良の方が先に下に着いていた。3度目の取組は、両者ともこの日一番の立ち会いで激しくぶつかるも、最後は宇良が寄り切り。館内は大変な盛り上がりであった。アナウンサーも流石に3番も取って負けた平戸海に対し、「平戸海、名誉の10敗目!」と。できれば両者に勝ち星を上げたかった。

5988声 などと書いている間に

2024年10月29日

半月くらい前の投稿に、この投稿はまとめて漫画喫茶で書いていると書いたが、そろそろ時間が来てしまった。ので簡潔に(などといい加減でよいのかと自分でも思うが、それこそ鶴のひとこえ!違うか)

漫画喫茶のモーニングで注文したカレーの味が濃すぎた。メニューを見ればかつ丼にしろうなぎ丼にしろパスタにしろハンバーグにしろ、全てではないだろうが「レンジでチン」で出来上がるメニューばかりでタイパ感をひしひしと感じる。以上。

5985声 取材は続く

2024年10月26日

この日は、先日の相田さんに続き、中之条町に移住したアーティスト・佐藤令奈さんの取材日だった。中之条ビエンナーレにも何度か出展をし、油彩を使った細やかな色合いの幼子の絵は、中之条ビエンナーレファンの方ならばすぐにピンとくるかもしれない。

話を伺っていて面白いなと思ったのは、中之条町への移住前にもすでに自分のスタイルをある程度確立しアーティストとしても認められていた佐藤さんが(その話は持ち出さなかったがテレビ番組でも取り上げられている)、中之条ビエンナーレで偶然耳にした「疎開」というキーワードをきっかけにそれをリサーチして作品にも取り入れている、ということだった。毎作品ごとに社会的なテーマやリサーチをして作品を作る現代アートの作家は多いと思うが、確立した(ように僕などからは見える)絵描きがテーマを持つということは勇気のある行為であるように思えた(もちろん、それは彼女の中では必然な行為だったわけだが)。

今回は、佐藤さんが取材をするところを取材する、という体験もさせていただいた。さて、いちライターとしてそれら一連をどう書ききるか。

5966声 町に森

2024年10月07日

相田永美さんの個展「- わたしのあるところ -」が高崎市問屋町「VIENTO ARTS GALLERY」で11/4(月)まで開催されている。相田永美さんは、他県から中之条町六合の山奥にご夫婦で移住したアーティストで、不思議な生き物や植物を平面画や立体で創り上げる。移住してすぐに吾妻のギャラリーで展示、今年行われた「Art Fair Nakanojo」でも人気を博し、活躍の場をぐんぐん広げている。

永美さんはご夫婦で僕が関わる「伊参スタジオ映画祭」のスタッフにもなってくれており、今日は同じくスタッフの樹下と共にギャラリーを訪れた。その小さな体のどこにこれだけのエネルギーがあるのか、という世界観で、町から山奥に移住したことを機に、空想的であることは変わらないが自然や生き物のリアリティが増したように思う。

その後、樹下の車で高崎市内に落としてもらい、九蔵町にある薪火料理居酒屋「kobu」へ。アーツ前橋からの縁で撮影を続けている、アーティスト中島佑太と現在は佐渡で暮らす今井智さんと共に前橋の朝鮮学校ワークショップの新年度の景気づけ会(的なもの)。前橋在住、厚いべニア板にボールペンでドローイングをし、そのままべニア板を破ってしまう(あんた何言ってんの?と思われるでしょうが本当です)村田峰紀くんも合流し楽しい会となった(kobuには村田くんの作品が多く飾られている。アートを活かす店、とても良い)。ジビエ、きのこ、山の恵を薪で焼く。群馬の都会にあっても、山を求める人々。

森には森があるが、町にも森がある。良い一日だったが、最近深呼吸をしていないな、とふと。

5963声 大きなこども

2024年10月04日

群馬県庁で行われた「タイムカプセルプロジェクトトーク」に参加した。このプロジェクトは元々は前橋市の美術館・アーツ前橋が「表現の森」という名でアーティストと市内施設等の協働を進めていく幾つかのプロジェクトの中の1つだった(僕は当時は、別プロジェクトの撮影者として参加していた)。アーツ前橋が離れた今も、企業からの支援などを得て活動を続けている。なんで県庁でやるのかなと思っていたが、アーツカウンシル前橋の支援を受けるようになったゆえの報告会と冒頭で聞き、なるほどと理解した。

市内に「のぞみの家」という母子支援施設がある。夫のDVなどにより家で暮らせない母子が、自分らしく生きていくための支援を行う施設だ。ここに、イタリアを拠点とするアーティスト・廣瀬智央さんと、前橋で多くの作品を発表してきた後藤朋美さん2人が(現在も)年に数回訪れている。施設で暮らすこどもたちと接し、イタリアと前橋とで空の写真を撮って交換したり、ピザが食べたいというこどもの話から本格的な窯焼きピザを釜ごと持ち込んで焼いたりしている。タイム~は2016年からはじまり、都度ごとに関係をもった写真や文章をタイムカプセルに込めて、発足時にいたこどもが成人になる2035年に皆で開けようというプロジェクトとなる。

2016年のアーツ前橋展覧会「表現の森」で見たのぞみの家プロジェクトの展示物は、とても静かなものだった。のぞみの家はプライバシー厳守。こどもの顔もわからない。壁に貼られているのはいわゆる芸術です!ではなく誰が撮ったとも知らない空の写真。関係性そのものがアートだ、と言うは優しいが、目にみえないそれを想像で補うのは難しい。でも、あったかくて良い試みだなと思った記憶はある。

今日の報告会の中で後藤さんが「訪問時に、こどもは前、おとなは後ろに並んで。という時があって、後ろにいたら前にいた女の子に「ごっとん(後藤さんのこと)は大きなこどもでしょ(だから前に来て)」と声をかけられてとても嬉しかった」という話をした。その話だけで、後藤さんがこどもが関わってきた時間を想像できる。そういう小さな瞬間が、いくつも起きているんだろうと思った。そしてそれは目には見えないが、僕が思うにはそれは、変えの効かない素晴らしいアートであるのだ。

5920声 鮎

2024年08月22日

本日のお昼は恵比寿屋へ。
本日もかな?
でも、昨日は水曜で定休日のため行っていないので、本日の、でいいかもしれない。
そして、夕食は恵比寿屋のご主人が釣ってきた鮎を倉さんに炭で焼いてもらう予定。
鮎は、春夏秋冬すべてに季語がある魚。
秋は、落鮎。
いただいた鮎も、落鮎だ。
いい錆色をしている。
ということで、うら庭に向かいます。
今年はあと何回、鮎を食べられるだろうか。

5853声 急な土砂降り

2024年06月16日

今日は妻が副担当の展示会最終日。子供向けのワークショップもあるので、電車に乗って
娘とアーツに向かう。桐生から5才と7才の従姉弟も合流してくれた。3才の娘にとって
憧れのお姉さんお兄さん。いつも遊んで貰っている。アクリル板に白いボンドを垂らし、
その雲のようなボンドに水性絵の具で色を足していくというワークショップ。娘は大胆な
方なので大量のボンドを投入して雲と雲がつながり大きな島みたいになっていた。色も大
胆に入れていく。作品は前橋七夕祭りで飾られるそうだ。駅前の温泉で汗を流し、そのま
ま夕飯と晩酌。牛乳と生ビールで乾杯。帰りの電車で寝てしまい石のように重たくなった
娘。急な土砂降りの中、濡れぬよう傘を差しつつ、娘を抱いてやっとの思いで帰宅した。

5838声 お詫び

2024年06月01日

岡安君に会った。寺尾紗穂さんのコンサートが北軽井沢であり、彼は撮影兼運営スタッフとして来ていた。吾妻地区のアートイベントには必ず彼が居る。そこで衝撃の話をされた。

「すーさん、今月のひとこえ担当ですよ。」

「え?俺??嘘?マジで忘れてた…今日って何日…」

「6月30日です…」
流石にキレイに1ヶ月忘れてたのは初めてである。夏休みの日記を8月31日に泣きながら書いたアレ以来である。とはいえ、6月はちょっと例をみないぐらい仕事が多忙を極め、節目的なイベントも終わったところである。備忘録的に、思い出しながらこの1ヶ月を振り返ることとする。(日刊つるのひとこえの精神には全く沿っていまんせが…)

5826声 本をつくる

2024年05月20日

本をつくる

なんて魅力的な言葉。スマートフォンが一般的になった令和に紙の本。買うのではなくて、つくる。本職ではないのに本をつくるというと、Zineと呼ばれるハンドメイド冊子が浮かぶ人も多いと思う。結果Zineみたいなものになるかもしれないが、有志たちと今、本をつくろうと活動を始めている。

今日はその打ち合わせデーだった。自らも小さな書店を営むHさん、長年ブックカフェを営んでいたFさん、現在本と雑貨の店を切り盛りしているYさん、そして僕。に加えて、ずっと若くてけっこうページ数のあるZineも自作したことがあるKくんが5人目のメンバーとして加わってくれた。

仕事としての集まりではないから、実は結成してから数か月経つのに超スローペースでしか事が進んでいない。であれば思い切りが必要だ!とのことで、締め切り日に繋がるある事の申込みもしてしまった。

本をつくる。まだその姿は見えないが、このメンバーであれば良いものが作れる、という希望だけはある。完成の暁には、ここでも紹介をさせていただきたい。

5758声 引継書

2024年03月13日

わたしの現在の仕事は、一年を4回のクールに分けて、同じようなことの繰り返しなのだが、意外と毎回いろいろなことが起る。

一昨日のインシデントもそうだが、実に様々なことが起きる。

本質を捉えていれば、そう間違うこともないのだが、関与者が増えたり、階級上位の人物がきっかけだったりすると対応に苦慮することもある。

わたしの今のポストは、正直、誰でも務まるとおもう。そして誰でも務まるように、引継書を日々更新しながら仕事をしている。

いつの頃からか、職場にパソコンが導入されてからだとおもうが、引継書をつくりながら仕事している。だから、いつ異動となっても、自分の仕事を引き継いてもらうのは簡単である。

5746声 高崎の広さ

2024年03月01日

榛名山が薄っすらと雪化粧していて美しい朝だった。高崎も山沿いは雪だったようだ。

フロントガラスの隅に雪を蓄えた車を数台目撃した。うちのまわりは雪の欠片もなく、雪を蓄えた車は自然と目につく。高崎ナンバーである。

そういえば、雪化粧している榛名山も見えている部分の三分の二くらいは高崎だ。

高崎の広さを実感した3月のはじまりである。

5710声 クロージングの時期

2024年01月25日

今日は朝からオンライン含めて打ち合わせが6本。交付金の申請期限でもあり、係員が作った計画書を最終チェック。設計デザインも方向性の検討が大詰め。年度末に向け、全てをクロージングさせて行かなければならない。とはいえ残業はせず娘を迎えに帰る。保育園から帰ってくる際に、明日は飲み会なのでお迎えはお母さんだよと伝えると、小躍りして喜んでいた。。

5698声 ぬるめのラーメン

2024年01月13日

今日は渋川の実家に帰りビアを飲みつつラグビーの大学選手権の決勝を観戦。大学の同期は現地で観戦している。途中落雷の危険による中断や降雪の中のタフな環境での試合になった。荒天による何かを期待したが結果は母校の完敗。夕方から高校の部活の同期との新年会。卒業して30年近くになるが毎年やっている。子連れで来るやつや離婚したやつ、能登半島地震の救援から戻ってきたやつなど、近況を報告し合う。〆は中学生の時から通っている中村ラーメンと決まっている。高齢の夫妻がまだお元気で良かった。このぬるめの味噌ラーメンをたべると新しい年が始まったなと思う。来年もまたここで。

5691声 休日

2024年01月06日

今日は妻が仕事なので娘と二人。妻の美術館にでも遊びに行こうかと誘ったら、「おーぱでかいものがしたい」と。さすが、3才のおねいさんになると言うことが違う。何を買いたいの?と聞いたら「ゆうしょくのかいもの」だって。まだ午前中なのに。徒歩5~6分の距離なのに歩くことを断固拒否し、ベビーカーに大好きなもふもふの毛布と一緒に乗り込んでいる。あきのちゃんの店でお昼を食べながらシンキチを3杯。予想通り帰りのベビーカーで爆睡した娘を布団に入れ、その横で私もウトウトしてしまった。なんてことはない娘との休日。

5690声 おねえさん

2024年01月05日

娘は3才になるとおねぇさんになると思っている。3才になったら辞めることとして、①ママのおっぱいを触らない。②抱っこしてと言わない。この2つを妻から打診されていた。①に関してはおねぇさんになっても無理と宣言。②に関しては、3才になったらもう言わないと誓った。何度も。今朝、3才になった娘は妻に対し、「おんぶ~~」といって妻の背中でニヤリと笑っていた。完全に上手だった。。

5612声 子猫

2023年10月19日

本日も朝から晴。

鰯雲のまったき秋空である。

先日から意識して探したせいか、金木犀の木が目に入るようになる。まだ香りはする。が、慣れてしまったのか、もうピークを過ぎたのか、以前より香りが弱くなった気がした。

さて、お昼はいつもの恵比寿屋で久しぶりにラーメンをいただく。ラーメン屋のラーメンより好み。

ランチの帰り、か細い猫の声に気づく。

立ち止まって声のするほうを確認すると、道の反対側の公園の物かげに全身真っ黒な子猫がいた。とても小さな黒猫で、生まれてまもない感じだ。

わたしからの距離は20メートルほどあるか。駆け寄って拾い上げたくなるようなかわいい声なのだが、その場からしばらく様子を見る。

子猫と私の間をおばさんが横切る。おばさんには、子猫の声が聞こえないようだ。まったく子猫のほうを見ずに、すぐ子猫の脇を歩いていった。聞こえないだけでなく、姿も見えないのかもしれない。

わたしから見えたのは黒い子猫一匹だけだったが、あと数匹かげに隠れているかもしれない。

子猫の声は意外と遠くまで届く。職場に向うわたしのあとをいつまでも子猫の声が追いかけてきた。

5605声 不思議な香り

2023年10月13日

13日の金曜日。

素晴らしい秋空。朝も昼も夕方もとても気持ちよく歩けた。

さて、職場からの帰り道は夕間暮。

西の空にはまだ明るさが残っているものの、あたりは夕闇に包まれようとしていた。いつものように歩いて帰ったのだが、ちょっとした交通事情で、いつもとは違う道のりとなった。交差線で合流待ちしている車が行き先を塞いでいたので、普段曲がる角を曲がらずに直進したのだった。公園の脇を通るその道を進むとなにやらいい香りがしてきた。

毎年この季節にかぐ香りだ。薄暗いなかを少し見回したが、香りのもとを見つけることはできなかった。どうやら公園の反対側にある寺の境内から香って来ているらしい。高い塀にはばまれているのと薄暗さも手伝って、それを目で確認することはできなかった。が、鼻でしっかりと確認することができたのでよしとしよう。

これが今年初めての金木犀だ。

毎年、どこかで出会っている香りなのに、どこで出会っていたのか思い出せない、不思議な香りである。

5559声 上京

2023年08月28日

先週、重量級のイベントが終わったので、今日は夏休みを貰って東京へ。久々に自分だけの時間を使うことができた。ボロボロの通勤バックを慎重したり、カウンターの寿司屋で昼から日本酒を堪能する。15時には高崎に帰り、17時に娘を迎えに行く。今日は妻の帰りが遅いので娘と近所の肉屋でコロッケを購入。ここのハムカツが娘の好物。揚げて貰っている間に娘が便意を催し急いで家に帰る。トイレでうんちができるようになった。おしっこはまだだけど。