2306声 題材

2014年07月16日

花火でまとまった俳句の連作を作ってみたい。
とは、ここ二三年考えているが、どうにも数が揃わない。
花火大会の始まりと終わりと言うのでは、あまりにも定石すぎるし、
そんなことでは、類句類想の山を登るようなものである。
つまり、花火や蛍などは似たような過去の句が山積みになっている題材なので、
よほど気の利いた感覚を持っていないと、作れない。
作れないと言うのはもちろん、新鮮な作品を、である。

七月中旬の今週末を皮切りに、花火大会が各地で開催される。
群馬県の方では、まず玉村の花火大会がある。
周りが田んぼなので、とても見やすいし、個人的には都内の花火よりも、
田舎の花火のほうが好みである。
私の場合、観に行ったは良いものの始まる前に飲み過ぎてしまうことの方が、
俳句ができないことよりもこわい。