624声 私の秋の恒例行事

2009年09月15日

秋の恒例行事と言えば映画祭。
どう言う巡り合わせか、一昨年、昨年の10月は、映画祭に参加していた。
一昨年は、片品村で開催された「第2回尾瀬の森映画祭」。
昨年は、会津若松市で開催された「第10回あいづふるさと映画祭」。
私のささやかな楽しみであった、この秋の恒例行事も、どうやら今年で一旦休止。
どちらの土地も、三紫水明の地であったから、景観が良く、食が美味い。
とくれば、当然、酒がすすむ。
そう言う土地は、器の大きな、気持ちの良い人を生むのだと、実感した。
そして、どちらの映画祭にも共通していた上映作品が、「男はつらいよ」である。
元はと言えば私も、「男はつらいよ」フリークが高じて、ひょんな話の運びから、
映画祭への切符を掴んだ。
会津では、山田洋次監督に会えた。
兎も角、経緯が巡り巡って、大変貴重な体験が出来た。
今年の秋は、独りゆっくりと「男はつらいよ」の好きなシリーズを、
観賞しようと思っている。
しかし、酒だけは会津の地酒で楽しもう。
会津でしこたま美味しい地酒を飲んで以来、少しは日本酒が分かる。
ような気になっている。
「男はつらいよ」では、寅さんが旅する、美しい日本の山村風景が映っている。
見ているといつも、ふらりと、尾瀬へ行って見たくなる。