634声 書籍化構想

2009年09月26日

本サイトのコンテンツ「とっておき探訪」で連載して来た、
「群馬路地裏銭湯記」の書籍化を考えている。
考えていると言っても、もう腹は決まっていて、現在、少しずつではあるが、
発売出来る様に事を進めている。
かと言って、出版社などで刊行され、書店に平積みさせる様な本でも無いので、
自ら制作から発売までの過程を担う訳である。
所謂、自費出版と言う形になる。
発売を目指して、大海原へ船を漕ぎ出した。
それは良いのだが、如何せん肝心の船は手漕ぎボート。
おまけに、漕ぎ方も知らずに出航したものだから、推進力が出ない。
日々、波に煽られている始末。
しかしながら、もろくも瓦解し、失われ行く、市井文化の保存。
銭湯の本と言う形で、それを残して行きたい。
ごまめの歯ぎしり程度ではあるが、一石を投じて見たい。
前橋中心市街地より、そんな事を思いながら、ふらふらと自転車で帰って来て記す。
兎にも角にも、やるなら今しかねぇ。