637声 新型騒動における小田原評定

2009年09月28日

「もしや、新型」
などとこの時期、ついつい思考が直結してしまうのが、インフルエンザ。
朝起きて、少々の倦怠感を覚える。
普段よりもなんだか、食欲も薄い。
そして止めは、テレビのニュース。
「大都市圏での新型インフルエンザの流行が深刻化」
なんて言うテロップが、始終出ている。
「これは、罹ってしまったかな」
と思うのだが、喉の痛みや咳は出ない。
しかし、私も社会人のはしくれ。
一抹の不安を抱きつつも、家を出て勤め先へ行き、仕事をこなさなければならない。
本来なら、新型インフルエンザの疑いがある場合は、
まず、各地域の発熱外来へ行かなければならないらしい。
要は、感染の拡大を防ぐ為、病院に行く前に保健所へ行ってから、
然るべき病院を指示されると言う具合になっている。
現在は、どうにかこうにか一日を終え、いつもの事ながら、これを夜半に書いている。
結局、症状から見るに、新型の可能性は薄く、きっとインフルエンザでは無く、
疲れが出た程度だろう。
こう言う、素人判断が危険だと分かりつつも、判断は出来るのだが決断が出来ない。
決断せずにないがしろにする、その油断が、大変な事態を招く。
とは分かりつつも、結局、脳内会議は小田原評定。