680声 ペンキ富嶽の一景

2009年11月10日

玄関を開けたら、雨。
夜半にしっとりと小雨。
踵を返し、マラソンの練習は取り止め。
冷蔵庫を開けたら、缶麦酒。
練習は止めたが、これは雨天決行。
走らずに、風呂に入ってからまた一杯。
いやいや、雨天も、結構結構。
椅子の上に胡坐をかいて、ぽつねんと眺めている。
部屋の隅にかけてある、富士山のペンキ絵をじっと。
風呂屋のペンキ絵ってのは、ベタもベタ。
快晴の空。
稜線の斜度がきつい富士山。
それを湖面に映す、川口湖畔。
ドリフのコント的であり、水戸黄門の時代劇的であると言える。
このベタに、何故か日本人は魅かれる様だ。
ベタの力強さに、安心さえ覚える。