683声 蛇口の水

2009年11月13日

唐突だが、水ではなかろうかと、密かに思っている。
健康のキーパーソンが、である。
先日の事、我家の水も随分と不味くなったな、と思った。
私は高崎市、厳密に言えば旧群馬町住まいだが、当然ながら水道水を飲んでいる。
首都圏でペットボトル生活をしている友人に言うと、驚く。
不味くなったと思ったのは、コップに汲んだ水道水を口に含んだ瞬間、
カルキ臭と言うか、何らかの薬品臭が鼻をついた。
以前にも、極稀にこう言う時があったのだが、浄水場から検査供給されて来る水なので、
自分の住んでいる地方都市は、首都圏よりも水環境が良いと言う固定観念も手伝って、
飲み水には盲目的と言える程、生活の中で注意を払っていない。
首都圏生活者は、集合住宅に住んでいる人が多いと言う事もあろうが、
水環境の理由から、その大半の人がペットボトルを飲料水としている。
水に対して、注意警戒を払うばかりに、そうならざるを得ないのだろが、
ペットボトルの殺菌された新鮮な水の、どこに危険な事があろうか問う。
これもいささか危険だと思う。
確かに、それ自体は危険な事は無く、むしろ安全であるが、
それを当たり前の様に飲む事によって、生ずる弊害が有るのでは。
と、素人考えではあるが、そう思う。
ペットボトルの水は、殺菌された限りなく無菌の水であるが、それを常用して飲むが余り、
菌に対しての抵抗力が無くなるのではないだろうか。
だから、お腹が弱くなったり、風邪を引きやすくなったりする。
つまりは、環境適応能力に乏しい体質になってしまう事が、この所で言う危険にあたる。
だからと言って、水道水も残留塩素なんてのがあって、
人体に無害では無いと言われているので、一概に水道水を常用すれば良いとも言えない。
世界の長寿地域は、硬水が湧いていて水環境が良い場所である、と言う統計も出ており、
やはり健康と水との関係は密接と言える。
そう言えば、夜店で釣って来た金魚を、その日に水道水を出してバケツに入れておいたら、
翌朝、横たわって浮いていた事がある。