815声 ながら読みの未来

2010年03月25日

美味い酒も面白い本も、飲み始めると、ついつい度が過ぎてしまう。
酒の方は、飲み過ぎれば二日酔に苦しむ事になるが、
本の方は、読み過ぎたからと言って、脳が苦しいと言う事は無い。
悠々と、心地好い余韻を楽しむ事が出来る。
飲みながら読む。
あるいは、読みながら飲む。
と言う事を、よくやる。
それは、主に自宅での晩酌に限っての事だが、
我が一日の生活中で、穏やかなひとときである。
今日の朝刊紙面で目にした記事は、
「出版社31社が参画し、「日本電子書籍出版社協会」が発足」
と言うもの。
遂に、電子書籍の波も、生活の直ぐ傍まで押し寄せて来た。
ってな事を、漠然と意識させられる内容だった。
電子書籍が普及したら、紙の書籍は極端に減るだろう。
現に、私の部屋では、或る時期を境に、VHSのビデオテープを全て処分してしまった。
処分はしたものの、現在見ている我が部屋のテレビは依然として、
テレビデオの儘であるので、余り意味が無い。
しかしこの電子書籍、寝ながら本が読める、メガネ的形状のものが開発されれば、
便利だと思う。
飲みながら読む。
までは良いのだが、その後に、寝ながら読む。
ってのが、どうも腕が疲れて困るっているのだ。