4839声 社会的な胃袋

2021年07月08日

近年、ぼくはなんて社会的な人間なんだと思い知っている。

 

と、書きつつ、社会的とは・・検索・・「社会に関係するさま。社会性があるさま。」なるほど。色々な使い方があるのだと思うが、僕としてはごく簡単に言うと「1人だけでいるときは超怠け者で、人前に出るとやる気がでる(出さざるを得ない)」という気質が若い頃からずっと変わらない、という意味である。とはいえ、動画編集やデザインなど、ぼくは普段1人仕事である。会社も基本ぼく一人ぼっち・・よく仕事ができてるなとも思う。

 

締め切りに追われるとスイッチが入るが、それ以外は身がないらない日もある。が、打ち合わせに呼ばれて人前に行くと、求めれた仕事以上に「こんな事できますよね」とか自分の仕事を広げてしまう。もう人前で良い格好をしたい、という年頃でもないのだが、こうも極端に自分のモードが変わると「やれやれ」と呟くしかない。

 

そして性格だけではなく胃袋も・・最近、胃腸の調子が良くない気がする。朝飯を食えば(動かない仕事だからもあるが)15時くらいまで腹が減らない。ちょっとドッと食べると眠い、仕事に支障をきたす。今日も朝飯後の午前中、頭も胃もぼーっとしていたのだが、丸伊製材のお母さんから電話があった。先日彼女が作った浴衣の展示会が行われたのだが、その展示会を紹介するハガキを作ったお礼にお昼ご飯を食べに来なさいよ、という連絡だった。行かないという選択はない。
竹の子と厚揚げの煮物、おから、ナスの煮浸し、そしてテイクアウトしてきたという中之条名物・竹の家のとんかつ・・野菜を中心にこれが昼ごはんかというご馳走が並ぶ。裁縫仲間のご婦人たちも一緒だった。美味しいからというのもあるが、どんどん箸が進み、ご飯はおかわりした。「若い人はどんどん食べていいわねー、私もつられて食べすぎちゃった」とご婦人たち。いや、もう結構若くないんですけどね。

 

・・やれやれ、僕は性格だけじゃなくて、胃袋まで社会的な性質があるようだ。ごちそうさまでした。