1105声 落語と風呂

2011年01月09日

シリーズ風呂第1弾「落語と風呂」。
って事で、「前橋荻窪温泉あいのやまの湯」へ行って来た。

「やまたけ寄席」の月例演芸会で、今回の出演は、春風亭一之輔さん。
昨年、様々な芸術賞を受賞された、気鋭の若手落語家。
個人的には、昨年開催された、「第2回若手落語家選手権in前橋」の優勝者。
としての印象が強い。
「天狗裁き」の良さ、に驚愕した印象が、今も鮮烈に残っている。

当日の演目は、「悋気の独楽」と「蒟蒻問答」。
特に、「蒟蒻問答」が聴けたのは、運が良かった。
運が良かった、と言えば、ふらりと日帰り温泉へ来て、これだけの落語が聴ける。
と言う状況自体が、とても運の良い事だと感じた。

この、やまやけ寄席の様な取り組みがあるからこそ、
落語は大衆芸能としての枝を、伸ばして行ける。
寄席落語の面白さの真髄を、改めて感じ、大いに笑った。

私は、今回のあいのやまの湯へは初めて入ったのだが、
その、設備と活況に、恐れ入った。
「湯」を中心とした、ひとつのテーマパークであった。
伝統的な銭湯ばかり入っていたので、余計、目新しかったのかも知れない。

知りあいでもある、ヨココンデの岩渕さんが、
風呂場で三助をやっていらっしゃった。
現在の群馬県内において、おそらく、唯一の三助活動であろう。
色々な人に出会え、その人たちから、色々な力をもらえた、一日であった。

【天候】
終日、快晴。
午後より、風強し。