1111声 偶然とおでん

2011年01月16日

ぞろ目の回。
しかし、スロットマシーンでもないので、何も出ない。
これは必然であるので、スロットマシーンのようなスリルも、さしては無い。
それとは逆に、偶然が重なるスリリングな日、と言うのがある。
それが、昨日であった。

昨夜、自身の俳句を見て頂いている先生の所へ、俳句を届けに行った。
そこに、偶然、先生の友人でもある、俳句の大先輩の方がいらっしゃっていた。
「先生、句です」
てぇと、
「じゃあ、一寸、見るか」
てんで、
その場で、二人選評が始まってしまった。
これは、ありがたいことであるが、私にとっては、中々、スリリングである。

所謂、中央の俳壇。
新進気鋭の若手俳人から、昭和史に大きな句業を残している、大家の俳人。
眩いばかりの話が、おでん屋の湯気の向こうにあった。
眩いけれど、今の私にとっては、生活で触れる四季の季題の方が眩い。

おでん酒その後はやはり梯子酒

高崎駅前で、ふと気付けば、夜空。
天気予報では、夜半から雪。
と言う事であったが、降り出す気配は無い。
時計を見る。
時刻はもう、日曜日になって数時間。

【天候】
終日、快晴。
遠くの山並みを見ると、怪しげな雪雲。
今まさに、町へ繰り出すところ。