先日、第16回の俳句ing参加受付を締め切り、
現在、改めて、当日の吟行予定を精査している。
今回の吟行目的地は、高崎市の箕郷梅林。
榛名山の麓に広がる、壮大な梅林で一句。
と言う趣向なのだが、それを実現する為には、難関がある。
それは、二次交通、なのである。
二次交通とは、駅や空港などから、目的地まで行く、
路線バスや乗り合いタクシーなどの、二種目の交通手段。
一般的に、群馬県は、この二次交通に弱い県と言われている。
一家に一台ならず、一人に一台と言う、自家用車の保有率を鑑みれば、
当然の結果と言える。
有名な温泉地などでは、県内の二次交通を介さず、
首都圏から直接、送迎バスを運行させている。
と言うのも、顕著な例のひとつであろう。
どうであろうか。
この二次交通の整備を、兎も角もう、しっかりと進め、利用促進を試みる。
そして、群馬県に住んでいる人の自家用車保有率を、下げる。
そうすれば、首都圏から人が来て、県内の人は外へ出なくなる。
こんな模糊とした素人考えに至るのは、私が、酒飲み。
と言う事も少しはあるが、今少し、県内の公共交通機関を、
利用したい気持があるから。
そう言えば、以前。
東京で開かれた「銭湯ナイト」と言うイベントで、本を売らせて頂いた時、
東京の方に、こんな質問をよく受けた。
「群馬県で、駅から歩いて行ける銭湯ってどこですか」
それもそうであろう。
東京在住であれば、あまり自家用車を必要としない。
私が紹介したい銭湯は数多あれど、どれもみな、駅からちと遠い。
「駅からは、バスで行った方が良いですよ」
と、答えざるを得なかった。
「じゃあ、バスで行きます」
と、あっさり。
二次交通の利用に積極的なのがまた、都会人の特徴である。
【天候】
終日、やや雲多くも晴れ。
風強く、昨日の雨の所為もあって、花粉が大量に飛散。