1169声 心の光

2011年03月14日

依然として、体感できる程の余震が断続的に起こっている。
計画的停電の時間帯。
その開始時刻の情報が錯綜しており、各方面で影響が出ている。
例えば巷では、営業時間を繰り上げて閉店する商店が、多数見られた。
結局、群馬県においては停電が見送りとなった。
この状況。
被災地の現状を思うと、決して、「よかった」などと、安易に安堵出来ない。

報道では、今なお続く、「福島第一原子力発電所」の緊迫した状況が、
伝えられている。
そして、死者不明者の数が更新される度、
アナウンサーがその数を読みあげる度に、
胸に暗雲が立ち込める如く、息苦しい心持になる。

それでも、俳句を詠んでいる。
それが私の日課、だからである。
この、日刊「鶴のひとこえ」とて、例外ではない。
特に被害が大きかった、東北地方には、偉大な俳人の方が多数いる。
俳人のみならず、様々な、文芸愛好者、また表現者の方々が、いる。
文芸は光である。
どんな困難な状況であれ、そこから生まれた文芸作品は、
俳人たちの詠んだ一句は、必ず、心と光りあう。

【天候】
終日、快晴。
4月上旬の暖かな陽気。
花粉の飛散量、甚だ多し。