1496声 また春が来て

2012年02月05日

早いもので、もうこの鶴のひとこえも、第1500声に手の届くところまで来た。
2008年の元旦から私が担当するようになって、足掛け5年目。
365日×5年で、計算は合う。
二十代半ばの青年も、三十路へと入るおっさんになる訳である。
なんだか、これを書くためにパソコンの前で費やした膨大な時間を思うと、
おそろしくなる。
そして、青春のやり場がもっと他になかったものかと、
思いつつも、まぁそんなものだと納得する気持もある。

これからまた春が来て、鶴のひとこえも回を重ねて行く。
私は思う。
銭湯の好きなところは、昔の風情が残っているところ。
俳句の好きなところは、季節が新しく移ろってゆくところ。
人間だって、それに当てはまる。

【天候】
終日、穏やかな晴れ。