1566声 花の宴の小句会

2012年04月16日

境町での句会が終わってから、
この日は地元の方に音頭とって頂いて、宴席を設けて頂いた。
先日発表された賞に、私を含めた三人が入ったので、そのお祝いである。
私に関しては、年齢差が五十もある先生がたもいらっしゃるので、
この機会に名前を憶えて頂けるいい機会だと思った。

注いで注がれて、宴もたけなわになった頃。
誰かがぽろりと、「じゃあ、三句くらいでやるか」と始まった。
「やる」と言うのは、もちろん句会のことで、三句出しでひと句会やろうと言う事である。
短冊や用紙は、昼間に句会をやっているので、もちろん持っている。
特に席題など無く、十分くらいで三句出して、ちゃっちゃと進めて行く。
一番働いているのが、私とさくらさんと言う、祝われる人間であることは、みな忘れているが、
私に関しては遥かに一番下っ端なのでしょうがない。

「これ誰の句、いないの、誰、誰」
なんて場面もあり、素竹さんは半分寝ながらも鋭い選句をし、一先ず無事に終了。
ふらふらと、境町から帰って来た。
帰路の途中でも、女性陣の元気には恐れ入った。
女性がほろ酔いで元気な様子は、いかにも、春の宵にふさわしい光景であった。

【天候】
終日、うす曇り。