日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

3719声 中島らも

2017年01月12日

昨夜は飲まなかった。
スタバのおかげ。
酒を飲まないのはいつ以来だろう。
酒を飲むにはおそらく理由がある。
その1つに、飲まないと寝られない、というのがある。
実際昨夜は寝つきが悪かった。
布団に入ったが眠れない。
落語でも聞こうとユーチューブを開いた。
さらっと聞ける噺を探す。
昇太の新作落語「ストレスの海」にした。
話術は真打ちでも、内容がくだらなすぎて余計に寝つきが悪くなった。
他はないかと探して、中島らもの落語動画が出てきた。
聞くと面白い。
ユーチューブは再生中の動画に関連する動画が画面右に出てくる。
そもそも中島らもをよく知らないから、他の中島らも動画も見始めた。
すべて面白い。
話し方は遅いがとても丁寧に話しているのがわかる。
と思ったら急に飛躍して聞き手を困らす。
あまのじゃくである。
晩年の、アルコール依存のインタビューがあった。
遅い話し方がさらに遅くなっている。
やっと喋っている。
「1日に、1人、天使がいれば、生きていけます。スポーツ新聞を売る、おばちゃんでも、立ち食いの、おばちゃんでも。これは、あっていると思います」
あっていると思います。

3718声 スタバる

2017年01月11日

気がつくと飲んでいる。
そして起き上がれなくなる。
その繰り返しである。
それでもスタバまでは歩いて行けるからまだいい。
それすらもできなくなったらと考えると恐ろしい。
駅前のイオンがどんどん出来ていく。
骨組みだけの高層建築の中で、相当な数の人がヘルメットをかぶって行き来している。
よくもこんな大きなものが作れたもんだ。
人間はすごい。
本日二回目のスタバ。
昼過ぎに一度来た。
夜また来ている。
ここは酒がないところがいい。

3717声 Mさん

2017年01月10日

隣家に住むMさんの話。
怒鳴り声の方とは反対側の隣家の方である。
この頃頻繁に会う。
うちの玄関を開けるとそのまま細い路地で、正面の家がMさん家族の家。
玄関同士が向き合っているから出入りの際に鉢合わせとなる。
Mさんの帰宅時にばったりとか、Mさんが外でタバコを吸っているときとか。
「よく会いますね」と、あまりに会うもんだから二人で苦笑することもあった。
一昨年の11月に越してきたときから、Mさんは会うたびに、「困ったことがあったらなんでも言ってください」と声をかけてくれた。
立ち話以外したこともないが、どこか馬が合うというか、面白い方である。
今日も夕方、日が暮れて玄関を出たときにそこにいた。
空を見ている。
私に気づくなり、「飛行機が3機飛んでいったんですよ」
私「あ、飛行機雲がありますね」
Mさん間髪入れず、「戦争でも始まるんじゃないかと思って」
恥ずかしそうに言うからなおさらに面白い。
私「月がきれいですね」
Mさん「そうなんですよ。私も好きなんですよ。この前テレビで京都の月の特集をやってたんですが、いいですよね〜。それを見ながら一杯やっちゃいました」
右手で盃を傾ける仕草をしながら、いたずらな顔で言う。
そうやって時々、私の言葉の少なさを補ってくれながら、楽しい話を聞かせてくれる。

3716声 休日のスタバ

2017年01月09日

今日も午前中からスタバ。
祝日の月曜日だが、勉強している若者が何人もいる。
私も家では集中できないからここに来る。
集中したいこともあれば、ただリラックスしたいこともある。
カフェのいいところは、どちらも許されるところだと思う。
すべき事はあって、けれどもできないで、スタバに来てコーヒーと雰囲気に後押ししてもらい、どうにか取り掛かる。
そうやって騙し騙し生きていたりする。
窓際に座る還暦くらいの女性二人が、意気揚々と議論している。
「ストレスって子供のことだよね。自分のことなんてなんとかなる」
「女の人ってそのときはやりの男に騙されるのよね」
そこにはいない、他の女性が話題の的らしい。
一通り話が済んで我に帰ったのか、当たり障りのない話になった。
そこは大人だ。
あぁやって、いくつになっても収まらない自分をこぼしている人を、最近見ない。

少なくとも私の行くスタバにはいない。

なので新鮮だった。
当たり障りのなさに嫌気がさすなんてことを、年をとるとふと感じるときがあるのである。

3715声 スルメ酒

2017年01月08日

この冬一番の冷え込みだとラジオで言っている。
昼前からシンキチで仕込み。
夜、ザブンで酒の会があって、その準備である。
今日は神亀の会。
ラジオから舟唄が流れている。
寒い日だからの選曲だろうか。
八代亜紀のかすれた声が乾いた寒さにぴったりだ。
神亀は温めておいしくなるお酒である。
熱くしないとうまくならない酒でもある。
この熱燗にスルメが合う。
炙ったスルメを徳利に入れ、酒を加えて燗にするのである。

昨夜やってみたらぴたりとはまった。
神亀の場合酒単体では熱くしないとうまくないが、スルメを入れたときは多少ぬるくても合う。
八代亜紀は正しかったのだ。

3714声 紙コップ

2017年01月07日

七草。
穏やかに快晴の土曜日。
風がないから寒さも和らいで感じる。
朝風呂に入って、駅まで歩いてスタバでコーヒーを飲む。
資料整理、酒の注文、レシピ作りなど、ここでやることも多い。
ずいぶんコーヒを飲めるようになった。
それがコーヒーであるだけで体が拒絶していた少し前までが嘘のように、コーヒーを飲んでいる。
それでもまだ頭が痛くなる部類のコーヒーもたくさんあるが、5割くらいは大丈夫になってきた。
変われば変わるもんだ。
ところで、スタバはどうしてコーヒーを紙コップで飲むお客が多いのか?
マグカップの方がうまくないか。
店員も、何も言わなければ紙コップで出す。
何かまだどこか、違和感を素通りできる空間なのだと思う、スタバは。
今日の豆は「ハウスブレンド」。
瑞々しくてうまい。

3713声 両毛線

2017年01月06日

寒い。
夜中に何度も目が覚めた。
布団を足さないといけないと思う。
13時を回り、今日も晴れている。
いま小山行きの両毛線の中。
宇都宮に、醸造の相談に向かう途中である。
部活帰りか、車内には高校生が多い。
隣におじさん。
50代くらいかもしれない。
求人誌を食い入るように見ている。
それより、体が椅子からずり落ちそうだ。
尻を座席に引っ掛けるようにしてのけぞっている。
大丈夫か、と言いたくなる。
言いはしない。
それよりなんでこの人はこうなっちゃったのか。
なんでそんな風に大人になっちゃったのかが気になる。
その、このおじさんに、なるつもりもなければなりたくもない。
だがどうしても気になる。
終点小山に着いて乗り換え。
ホームに立ち食いそば屋があったはずなんだが、ない。
ホームのそば屋が減っている気がする。
立ち食いそばは、ホームで食べたい。

3712声 動けない

2017年01月05日

内臓が痛い。
右と左と、右はこれは肝臓の場所のような気がする。
左は腸の後半部分か。
飲んでいるときはわからない。
飲んで翌朝、ほどほどに空腹になったあたりで痛みを感じるようになる。
横になっていれば楽だから横になる。
日差しが暖かくて気持ちいい。
この家は日が暮れると急激に冷えてくる。
だからそれまでにやれることをやらないと寒くて余計に動けなくなる。
動かないといけない。
しかし動けないものは動けない。
諦めてはいない。
しかし、横になっている。

3711声 淑気

2017年01月04日

今日は恒例の俳句ing。
いつもは2日に行くのだが、今年は私の仕事のため4日にしてもらった。
高崎線から日比谷線に乗り継ぎ、抜井と岡安さんと男が三人西新井大師へ。
昼過ぎの境内はたくさんの人がいたものの、2日の参拝者の数に比べれば明らかに少ない。
お参りを済ませ、参道入口のもんじゃ屋で舌慣らしとなった。
昭和の食堂そのものの店内は年配客で賑わっていた。
お客が地元なのかどうか確かめるべくもないが、馴染みなのはわかる。
そこに混ぜてもらう気分は最高だった。
なんで最高なんだ。
これも淑気か。
淑気とは厳かさだと、今日抜井に教わった。
境内に入らずとも、もんじゃ屋にも淑気はあった。
そのあとはいつもの通りのはしご酒。
北千住の路地を通り抜け、その行き着いた先に淑気などなく、魑魅魍魎の伏魔殿のような、油臭い場所。
それが妙に落ち着くのであり、また、寂しくもあり。

3710声 ふらふら

2017年01月03日

昨日は昼からの営業で、新年あけて常連が飲みに来てくれた。
私は夕方からアルバイトにバトンタッチして一緒に飲みに出た。
疲れているはずだがいざ飲み始めると元気に。
結果二軒はしごしてカラオケまで行って、結局帰りはふらふらだった。
若い男が交差点で女の子の車の前に立ちはだかってナンパしていた。
危ない、と思うが、なにより、みっともない。
やめなさい。
ではこのふらふらの私はみっともなくないのか。
微妙だ。
正月3日目の今日も快晴。
風もなく、比較的暖かい。

3709声 飲食業

2017年01月02日

仕事初め。
人が休みの時に働くのが飲食業である。
世の中は休みだからその雰囲気だけ味わって、自分は休めなくともそれはそれで満足してしまうところがある。
これを母親的、と言ったら言い過ぎか。
家族団欒のとき、母親は休む間も無く台所と居間を行ったり来たりして文句を言うわけではない。
それは家族がくつろいでいることに満足を見出しているからではないだろうか。
高崎は地方だから、正月は帰省客で賑わう。
都会であれば飲食店は会社と連動して休むところが多いが、高崎は正月2日となれば開いている店が多い。
そういう意味で、それが正月だろうが働くという意味で、地方の飲み屋は母親的である。
お客との心理的距離も、総じて都会よりも近くであることを求められやすい。
お客の数が少ないからなのか、飲食店は多く、居間的になる。
最近、飲食店はそれでいいしそういうものかもしれないと思い始めた。

3708声 ムード

2017年01月01日

ここ数年の年の瀬はおせち作りと決まっていて、昨日まで忙しくしていた。
夜の営業の途中で年越しのタイミングとなり、お客さんと一緒に近所の神社に初詣へ。
店に戻った頃にはダウン。
家に帰って布団にたどり着き、着の身着のまま寝てしまう。
年が明けて今朝、ちょうど9時過ぎくらいに太鼓の音で目が覚めた。
ニューイヤー駅伝の一行が高崎中継地に到着する時間である。
元日の朝はだいたいそんな感じ。
お客さんはおせちを食べている頃だろうか。
おせちが終わったことを再認識して安心する。
今日は天気もいい。
風呂に入って洗濯機を回し、店に行って自分の分のおせちを食べた。
元日の恒例である。
今年の出来はまずまずだと思う。
世の中は休みのムード。
このムードがいい。

3707声 大晦日

2016年12月31日

最後の夜はシンキチへ。協会員とともに新年明けて近くの愛宕神社へ初詣。甘酒、清酒までいただいて帰宅。良い年になればと。

3706声 師走 

2016年12月30日

晴天。穏やかな日がつづく。

3705声 大掃除   

2016年12月29日

今年の大掃除は頑張った。良い年を越せそう。財布も新調した。

3704声 深夜食堂

2016年12月28日

深夜食堂、早速見てみたが大好きな世界観。呑んべぇが安心して飲める要素がそこかしこに。O亭にもシンキチにもあるなぁ、この雰囲気。ありがたいことです。

3703声 来日

2016年12月28日

そんな二人が高崎に遊ぶに来てくれた。O亭でマスターがフルコースでおもてなし。野菜の前菜から刺身、玄米寿司、天ぷら、デザートとお客人も大満足。O亭の渋い雰囲気にも深夜食堂に似ていると楽しそうだった。深夜食堂知らないが見てみよう。古い友人の来訪は嬉しいもの。

3702声 香港 

2016年12月27日

3年前ぐらいに、O亭のマスター、S先輩と香港に行った際に知り合ったカップルが居た。出会ったのはイギリス人街のアイリッシュバー。二人仲良く気さくな親日家で、ぐんまクラフトビア協会にもその場で入会してくれた。