日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

2215声 窓外

2014年04月16日

職場の窓に、ふわりと人影。

窓掃除の人である。

ロープで宙吊りになり、器用に直角に、窓を隅々まで拭いてゆく。

天気の良い日は、とても気持ちよさそうな仕事である。

気持ちよさそうな仕事は良い。

2214声 大根

2014年04月15日

大根の皮が剥けないので、包丁で切り落としている。

なので、剥き終わりの大根が鋭角的で小さい。

包丁は握っているのだが、大根の皮だけが、

どうにも上手く剥けるようにならない。

2213声 田水

2014年04月14日

田に水を張る頃、だとは思うのだが、

生活圏内で水田を見ることが無いので、分からない。

しかしながら、千葉県のお米は美味しい。

2212声 断崖

2014年04月13日

朝起きて、旅館と言うかつれ込みに近い宿付近を散策。

河原では「マスつかみ大会」なるのぼりを掲げ、

地元の観光組合の方々が準備に精を出していた。

若者多く、水着で崖から川へ飛び込んでいる一団もあった。

どうやら、地元の少年野球団らしく。

監督らしき人物の指示により、対岸から少年たちが順に飛び込んでゆく様は、

なんとも、閉鎖的かつ封建的な香りが漂っていた。

2211声 山容

2014年04月12日

埼玉県西部にて同窓の会。

菜の花揺れる埼玉の山容は、どこも穏やかであった。

2210声 踏外

2014年04月11日

体調、徐々に回復。

もし強靭な内臓を有していたら、今頃どうなっていたかと思う。

改めて、都内の繁華街に蔓延っている「酒」の数を思うと、ぞっとする。

体調が万全のときは、こんな魅力的な街も無いものだと思うが、

一歩踏み外すと、こんな暴力的な街も無いものだと思う。

2209声 下面

2014年04月10日

体が弱ったとき、エールビールのと言うか、

下面発酵麦酒の良さを再認識する。

上面発酵のラガービールは、疲れた肝臓と胃にとって、

ちとどげとげしい。

2208声 浮彫

2014年04月09日

こんな麗らかな日に、どうにも体調が不良。

体調が悪いと、本当に自分に必要なものが分かる。

いや、自分にはあまり必要でないものが浮き彫りになる。

そして、必要でないものの方が、魅力的である。

2207声 柏の

2014年04月08日

免許証の更新後、柏の卯浪へ参加。

丁度、柏の葉公園内の桜は花吹雪しており、

落ち着いていくつか作れた。

どこか群馬に通ずる静けさがあり、とても安らいだ。

2206声 傍ら

2014年04月07日

朝のバス停などではどこも、新入生が列を作っている。

新入社員だか、就職活動中の学生だか分からぬが、

みな清々しい顔をして電車に揺られている。

そんな彼らの傍らで、私は二日酔いである。

2205声 見失

2014年04月06日

日比谷公園にて卯浪の合同吟行会。

自分の個性をいとも簡単に見失ってしまう時がある。

そう言う時の俳句は駄目で、今日がその日であった。

いささか、どころではなく飲みすぎた。

2204声 花時

2014年04月05日

都内は残る桜という具合になってしまったが、

天気もよく、花見日和。

今年は花茶屋には一度もいかず、

花の時期を終えることになりそうである。

2203声 拉麺

2014年04月04日

都会の桜ばかり見ていると、つくづく山桜が見たいと思う。

そんなときは鳥がうらやましい。

ラーメンが550円でから揚げが1100円と言う、

トリッキーな値段のつけ方をしているラーメン屋にて夕食。

2202声  花雨

2014年04月03日

花の雨。

明日の金曜日も雨の予報なので、おそらくはたいぶ散る。

近所の川沿いに桜並木があり、今週末が「さくらまつり」なのだが、

すこし寂しくなってしまうだろうな。

2201声  出前

2014年04月02日

都内の桜はもう散り始めている。

平日なのに昼でも夜でも、桜のある公園とあれば花筵が敷いてある。

そして、その上で飲んでいる人たちがある。

その花筵を縫って、ピザの出前や蕎麦の出前や。

2200声 万愚

2014年04月01日

桜満開の万愚節。

東京本社へ入社式に来たのか、

駅からぞろりぞろりとスーツの若者。

脈絡は無いが、昨日で「笑っていいとも」が終了した。

そんな春である。

2199声 平静

2014年03月31日

東京に戻ってみると、桜が満開であった。

家の前にある桜並木は、こぼれんばかりに咲いている。

今週は平静で居られぬと仕様があるまい。

週末に句会があるが、それまで花がもつかどうか。

2198声 豁然

2014年03月30日

朝から雨だが、二日酔い明けには心地よかった。

ひねもす裏の畑を歩き回り、春の野を堪能した。

夕方には晴れて、豁然と榛名の山河が現れた。