870声 音頭に焦がれる

2010年05月19日

観光情報は、常に事前周知が鉄則。
なので今日も、仕事の打ち合わせで顔を出すのは、夏祭りの話である。
夏祭りと言うのは花火大会も相まって、行われる年間の祭礼では最大規模、
と言う自治体も多い。
ここ2年ほど、夏祭りは桐生市の桐生八木節まつりへ出掛けている。
当日は、市街地の目抜き通りである本町通りの一部が歩行者天国になる。
そこに群れ集まる人たちが、本町交差点の櫓から演奏される八木節に合わせて、
舞い踊るのだ。
それが、3昼夜続く。
桐生八木節祭りの公式HPにアクセスすると、八木節が流れる。
それを聞くだけでもう、己が身の内で、静かに血が滾ってくる気配がある。
桐生の銭湯は、本町通りから左程離れていないところが多いので、
湯に浸かりながら、風に乗って漂う八木節音頭を聴くのも、一興である。
その後、路地の焼き鳥屋などで、開け放ったから、祭りの熱気と共に、
聴こえてくる八木節。
なんてのはまた、一興も二興もある。
それを思うと、今から夏が待ち遠しく思える。