5196声 納涼

2022年07月31日

酔うて寝ん撫子咲ける石の上  松尾芭蕉

 

今日も暑かったが、夕方からの大雨で、少し過ごしやすくなった。

 

7月の最終日、本日の芭蕉の一句は鶴のひとこえに相応しそうなので紹介したい。

 

「納涼」の前書がある一句。

酔った勢いで、河原撫子(かわらなでしこ)の咲く河原の石の上で寝転び、涼をとりたい、ほどの意か。

 

今日のような夕立のときに酔って河原は危険だとおもうが、明日からも暑くなるとのことなので、芭蕉の句のような納涼気分で乗り切りたい。

 

 

明日からは、抜井さんです。