木箱の中に貼り付けてあった戦時中の印刷物。
「国民精神総動員 家庭実践心得」
−心身の鍛錬はまづ徒歩の励行から−
そうだそうだ!
−知識と工夫で物を生かして使いましょう−
そうだそうだ!
−働くにも遊ぶにも計画を立てて能率を上げましょう−
は、はい・・・
−悪い享楽は金と時と力の損失だ−
...すいません...
2007年10月29日
木箱の中に貼り付けてあった戦時中の印刷物。
「国民精神総動員 家庭実践心得」
−心身の鍛錬はまづ徒歩の励行から−
そうだそうだ!
−知識と工夫で物を生かして使いましょう−
そうだそうだ!
−働くにも遊ぶにも計画を立てて能率を上げましょう−
は、はい・・・
−悪い享楽は金と時と力の損失だ−
...すいません...
2007年10月28日
銀行員。
半月くらい前に転勤を言い渡され、
2,3日で荷物をまとめていなくなりました。
奥さんと娘は群馬におりますから、
週末だけは帰ってくる。
アタシがたまに実家に行くと、
だいたい横んなっている。
疲れてるんだなぁ。
居間のテーブルの上には、
なにやらぎっしり文字が詰まった問題集のようなもの。
「21/24ページ 問題、デリバティブ取引に・・・一つ選びなさい。・・・解答方法・・・解説・・・正解・・・選択した答え・・・」
???
何をやってるかどうかは関係ない。
兄ちゃんは応援している。
2007年10月27日
岩谷冷蔵器ののぼり。ガス器具で有名な、あの、イワタニです。キャッチコピーが、「僅かの氷でよく冷える」。冷蔵庫は氷で冷やしていた時代のものであります。そういえば、映画「ALWAYS 3丁目の夕日」で、鈴木オートに始めて電気冷蔵庫がやってきたときのくだりがある。あの映画は昭和30年代の話。だからこれはそれより前のものということ。かれこれ50年は経っているんじゃないですかねぇ。
それにしてもこの、僅かの…がいいですね。なんとなく切なくて。「僅かのお金でよく生きる」。50年経った今でも使えるキャッチコピーであります。
2007年10月25日
伊勢崎の駅前に借りた家で、
カルチャースクールを始めます。
掃除日記に登場している、
築100年を越える商家です。
スクールの名前が「ほのじ」。
漢字で書くと「惚の字」。
‘惚れている’ことをやんわり言うとこうなります。
惚れるという言葉のもつ、
どうにもしようがない感じが好きで。
何でもいいのですが、
自分の中に惚れられるものがあるというのは幸せなことです。
そういうものを見つける場所になればいいと思いまして。
開校は来年の2月を予定しています。
それに先立ちまして、
プレ開校といってはなんですが、
料理の講座だけ12月からスタートしたいと考えております。
詳しくはこのホームページにてお知らせしてまいりますので、
もう少しお待ちください。
2007年10月24日
「経営上、困っていることは何ですか?」
「お金がないことかな…」
「経営上、工夫していることは何ですか?」
「それが分かると園長は楽なんだけど…」
今月三日、群馬大附属小学校の五年生の質問攻めに遭った。いろんな仕事をしている人から聞いたお話をまとめる課題学習だという。
矢継ぎ早の質問にろくな答えができないヘボ園長は、仕方なく柿の実をプレゼントしたり、サツマイモの葉っぱの首飾りを作ってあげて誤魔化(ごまか)すしかなかった。
「みんなを楽しませるのにどんな工夫をしてますか」って問われて、「すべての人に楽しんでもらうことはできないんだよ」って、マジに答えてしまって、あとで、まずかったなと反省している。
でも、ウソではない。すべてのお客さまに満足してもらえれば苦労はない。それができないと分かっていて、その上で、お客さまの立場にたって、お客さまの満足を考え続けるのが私たちの仕事なのだ。
こないだ、前橋の旧連雀町(現本町二丁目)の「清香園」に煎餅(せんべい)を買いに寄った。何が良いって、煎餅を一枚ずつ売ってくれる。ごま、唐辛子、大豆、醤油(しょうゆ)、のり、五枚買った。もちろん美お味いしい。でも、私が好きだといっても、そんなの面倒くさいっていう人は、きっといるに違いない。
2007年10月24日
小銭しかないのに、どうしてもすき焼きを食べたくなった友人が、上電前橋中央駅近くの「肉のチャンピオン」で、一●(つかみ)の小銭並べて「これで牛肉売って」って頼んだら、「はいよ!」って売ってくれたんだって。でも、別の友人がタタキ用の牛肉買いに行ったら、売ってもらえなかった。でも、ご主人が話す売れない理由を聞いて納得、「あのご主人、肉屋の鑑(かがみ)だ!」と絶賛しきりだった。でも、断られて、恨む人がきっといるに違いない。
岩神町の「養田鮮魚店」のオヤジが言っていた。「オレが気に入って仕入れた魚を買ってもらえなくなったら、魚屋やめるよ」って、いつになくしんみりした口調で。本気なんだ、覚悟なんだ、きっと。
中央通りの「黒田人形店」に行くと、おかみさんは「これ、社長が仕入れたの」って、社長は「このコーナーはかみさんのです」って言う。こういうのってすごく素敵(すてき)なことだと思う
附属小のお友だち、分かってもらえるかな。私は、すべての人の欲望を、すべて満たすことができるみたいに言うことはウソだと思う。そういうウソをつくのも、ウソに乗るのも悲しいと思っている。
誰にも、みんなに楽しんでほしいと思うし、そのために努力もしている。でも、自分が「これが良い!」って信じられるものしか、みんなにおススメできないし、してはいけないのだ。それが正直ってもんで、昔から商いの基本なのだと、ヒゲ園長は、まちの人たちから教えられている。
ウソつきは泥棒のはじまりっていうんだよ、みんな。正直に生きようよ。正直に生きて、それでも道が開けなければ、それも人生っていうもんだよ。附属小のお友だち、これで答えになっているかな。
編注:●は手ヘンに國
「視点 オピニオン21」より 前橋るなぱあく園長 佐藤 恭一
2007年10月22日
片さなくてはならないのは伊勢崎の家ばかりではありませんで。
こちらも負けず劣らず時代のついている中之条の家。
絶好の掃除日和となった本日、
行ってまいりました。
伊勢崎の家の何十年分のホコリを経験しているからか、
ちょっとやそっとの汚れには驚かなくなっているアタシ。
習うより慣れろというのはこういうこと。
伊勢崎では昭和初期の新聞やら雑誌に驚いていた。
なのでそのくらいの時代のものには驚かなくなっているアタシ。
慣れるというのはなんともオソロシイ。
それでも隅々まで物色していたら、
やっぱり出てきたお宝の山。
明治時代の借用書、戦時中の生活心得覚書、大正期の新聞、尺八、塗り物、古食器一揃え、などなど。
古物商でも始めろということか。
とにかくひとんちの掃除は楽しい。
助太刀屋の本領発揮である。
2007年10月19日
群馬が誇る「山廃仕込み」の銘酒蔵、‘群馬泉’の島岡酒造へ。今の酒造りは通常、酵母を培養するときに市販の乳酸を入れて短期間で酵母の増殖を行うのですが、「山廃仕込み」というのは蔵内にある自然の乳酸菌を利用するので酒母ができるまでに手間も時間もかかる。そんな昔ながらの酒造りをかたくなに守り続けている島岡酒造。アタシはここの酒が大好きでして。‘群馬泉’に合う群馬の地料理を、ということで取材兼、見学兼、あわよくば試飲、ということで行ってまいりました。もう少ししましたらコチラ↓のサイトでご覧いただけると思います。
2007年10月17日
りんご酢を使った一品を考えていたら、
蕪のなますの料理が目にとまったり。
辛口のカレー粉を探していたら、
特売のかごの中にそれがあったり。
逆に、
お目当てのものがぜんぜん見つからなかったり、
手にした蛍光灯が割れていたり。
ソウイウコトの繰り返し。
今何をやればいいのか。
ヒントは向こうからやってくる。
2007年10月15日
中之条町の広報に料理のレシピを寄せている縁でお付き合いさせていただいているおばぁちゃん。
私の料理の先生。
今日久しぶりにお会いしました。
お元気そうでなにより。
四万温泉生まれの小池さん。
いつも子供のころの話を聞かせてくれる。
「四万の三小は分校だからね、川原湯に曲がるところがあるでしょ、あそこに本校があったから運動会のときはそこまで歩いてくるの。遠いからね、朝4時起きして途中で休んでお握り食べたりして。そうするとついたころにはみんな疲れちゃってね。こっちの子とかけっこして、その子はゴールしてるのにあたしはまだ半分くらい。四万の子は運動が出来ないってバカにされましたよ。」
そんな話を、
お手製のかりんとうやら佃煮やらをつまみながら。
おじぃちゃんの方は、
まむし酒のつくり方。
張らないやさしい語り口で、
身振り手振りを交えながら。
「瓶の中にまむしと水を入れて一週間。体の中のものが出てくるんだよ。そしたら棒を入れて、・・・うまく下のほうでとぐろを巻かせて。空気に触れると腐るから。・・・」
おもむろに立ち上がってまむし酒を持ってきて、
おばぁちゃん、
「‘ながいも乃酒’って書いてあるの。」
ニコニコしながら二人。
「これで30年位かな。飲んでみるか?」
おちょこにほんの少し。
それでもすごいニオイ。
顔を見合わせ笑う二人。
「お茶飲みますか?」とおばぁちゃん。
軽くうなずくおじぃちゃん。
こういう時間は大切にしませんと。
2007年10月14日
右の肩を回して、
肩甲骨の脇の辺りが「コリッ、コリッ」っていうときは、
肝臓が疲れているとき。
大体が飲みすぎのとき。
唇がどうも乾くときは、
胃が疲れているとき。
大体が甘いものを食べ過ぎているとき。
2007年10月13日
ある日のこと、掃除を手伝ってくれているSくんが、「何か写ってますよ!」と持ってきたのがこの写真。2階の南西の部屋。これだと小さすぎてわからないのですが、左奥の棚のところに誰かが座っている、と。まぁそういわれればそう見えなくもないし、という程度。それでも、「いや、見えます!」と食い下がるSくん。確かめてみようと2階に上がってその場所を見てみたら、なんとそこから埃に埋もれたたくさんの写真が出てきた。ほうっておいたら解体屋に処分されてしまうところでした。