糠雨の中、午前中は弘法寺を吟行し、やはり蟻の句など作る。木々の緑に触れると気持ちが新たになることを実感した。午後は晴れ間も出て、ひさしぶりに空の青を見た気がした。夕方まで市街で定例の句会。梅雨時のまとわりつくような暑さでだいぶ疲れた。帰宅してから、缶麦酒のサッポロビール園サマーピルスで涼をとった。
2021年06月20日
糠雨の中、午前中は弘法寺を吟行し、やはり蟻の句など作る。木々の緑に触れると気持ちが新たになることを実感した。午後は晴れ間も出て、ひさしぶりに空の青を見た気がした。夕方まで市街で定例の句会。梅雨時のまとわりつくような暑さでだいぶ疲れた。帰宅してから、缶麦酒のサッポロビール園サマーピルスで涼をとった。
2021年06月19日
昨夜の酒と雨の相乗効果で起床後即頭痛。WEB句会の投句締切日なので、雨の中、近所を吟行してどうにか形をるける。オンライン句会の案内もまとまり、何ということはしていないが、シャワーを浴びて早い時間から麦酒の栓を抜く。明日は定例のリアル句会。句会にその日出す句はその日に作る。それが、おぼろげながら創作を続けている自身の矜持である。
2021年06月18日
梅雨の晴れ間でつかの間の清々しさ。週末の20日で緊急事態宣言については、沖縄以外の9都道府県を解除される予定。それを受けて、来月のリアル句会の話がぽつりぽつりと入りはじめた。そして、次の句集に関してのいささかめんどうな作業に手をつけはじめた。
2021年06月17日
晴れたり曇ったり。週末の句会の連絡などこまごまとしたことを済ませ、平凡なる日常を終える。帰りがけにコンビへ寄ったところ、「サッポロビール園サマーピルス」なる缶麦酒を発見し、購入した。味の特長としては、〈北海道の夏空のような、爽快な味わい〉との由。
2021年06月15日
晴れのち雨。WEB句会の投句を済ませる。俳句関係のいろいろはいったん途切れ、手が空く。雨続きで庭が荒れに荒れ、藪からしなどはびこっていて、見るからに暑苦しい。〈藪からしきれいな花を咲かせけり 後閑達雄〉などの句があり、この庭を見ていると、掲句の目の利きどころがしんみりと伝わってくる。その中にもコスモスの小さな茎などあり、着実に夏の盛りが近づいている。
2021年06月13日
良く知っている俳人の訃報に接し、呆然と一日を過ごす。二日酔いなのか三日酔いなのか、ちぐはぐな心と体を取り敢えず家の外に出して、近所に蟻の句を作りに出かけた。その後、オンライン句会の案内作り。完全に酒が抜ける時と言うのは、そこはかとなく気持ちが安定しない。酒呑みなら、そんな、もやもやとした心持ちが分かると思う。この「もやもや」と向き合うことを止めてしまう、つまりは冷えたグラスに例のアレを注いでしまうととどうなるか、容易に想像がつく。
2021年06月12日
終日、晴れたり曇ったり。朝から若干の二日酔いながらオンラインで句会の打ち合わせ。無事に済んで何より。そのあと蟻の句を作りに外へ出たり、買い物などしたり、忙しく過ごす。夜はポルトガルワインのヴィーニョ・ヴェルデの栓を開けた。このワインのイメージとして、真っ白なテーブルクロスの上に、真っ赤な海老など並ぶカラフルな料理があり、その脇に置いてあってほしい。もちろん、窓一杯に広がる海をバックに。しかし、いまの状況といえば、ペヤングソース焼きそばとスーパーで買った惣菜のコロッケと、全体的に茶色い食卓に、この緑のワインが並んでいる。しかしながら、この微発砲の爽やかさは、梅雨どきのじめじめを忘れさせてくれるひととときである。
2021年06月10日
「朝曇」という季語を実感するこの頃。日中はすっきり晴れて、暑いのなんの。何かと疲弊しており、やっとの思いで自分の机の上の小さな蛍光灯の下にたどり着く。さていま、これを書いているが、時計の針は午前に差しかかっている。ぼちぼち寝なければならぬが、こんなときに一句作りたくなってくる。
2021年06月09日
晴れて昨日よりも暑い一日。午後は浜松町のあたりを歩きまわったので、汗だくになってしまい、アイスコーヒーをがぶ飲みしたせいか、体調芳しからず。以前は飲食店などと思われる空き店舗が目立っていた。WEB句会の最終投句を確認するが、兼題なので興が乗らず、寝苦しい日々で体調も戻らず。
2021年06月08日
朝から晴れて夏日。昨晩飲みすぎたせいで、泳ぎ疲れたかのようなだるさの一日。これを書いていて、俵万智氏のチョコレート革命の一首〈抱かれることからはじまる一日は泳ぎ疲れた海に似ている〉をふと思い出し、安酒の気だるさが余計悲しくなった。帰宅して寄贈の句集が一冊届いていた。よい句はおしなべて説明と感覚のバランスが良い。知行合一でないというか、実際に季の感覚に触れていない(それが伝わってこない)句が多すぎやしないか、昨今。私ふくめ。
2021年06月07日
朝はどんよりしていたが、昼前からは晴れて蒸し暑い一日。朝、旧知の人から連絡が来ていて、メールでやり取りをした。その人曰く「今、毎日がハッピー」だという、月曜の朝に目にしたこともあるが、この満員列車に揺られている自分とは別世界すぎて、気が遠くなった。夜は昨日の選句に句評を付けて、通信句会の会報原稿を完成させた。
2021年06月06日
終日、降ったり止んだり。定例のWEB句会の選句を済ませる。担当している通信句会は選句のみ済ませ、選評は後日に回す。近頃蟻に凝っていて、と言うのもおかしいが、近所に蟻を見に行って数句作った。今年も蛍は観に行けそうにない。前橋の田口あたりにひょいと蛍狩りに行けた時分がなつかしい。
2021年06月05日
終日曇りのち晴れ。完成した句集評を入稿して出かけ、病院やら何やらで一日が終わる。自分が言い出しっぺのオンライン句会のスケジュールも少し錬る。イオンリカーで様々なスタイルのクラフト麦酒を大量に購入し、一週間の憂さを晴らす。
2021年06月04日
終日、雨。今朝の通勤時に駅のホームで緊急停止ボタンが押され、サイレンが鳴り響いていたが、大方の人がスマホに落とした目を微動だにせず、遅延している列車を待っていた。異様なモノやコトは排除されてゆくのは都会の特性であるが、この光景こそ異様に感じた。自分も微動だにせぬ者のひとりではあるが。今日は昼、夜ともに弁当。都内はどこを歩いても弁当だらけになってしまった。元々、弁当が好きなので、毎日弁当でもさほど苦にならない。総合誌のてこずっていた句集の評を半ば仕上げ、やや高級な缶麦酒を空けた。
2021年06月03日
晴れて暑い一日。生活は依然としててんてこ舞いかつ、陽気のせいか気の弱りか、缶麦酒が空になる量が増えているせいで、日々疲労感がぬぐえない。巷では紫陽花が色づいてきた。手が付けられていない句集の評にちょっとずつ取り掛かる。