日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

2155声 大缶

2014年02月15日

おぼろ。

と言うにはまだ原形をとどめすぎているが、

刻々と月がおぼろげになっている。

最近は、美味しくおでんを食べられる陽気が続く。

プレミアムモルツ大缶を一つ。

ハイネケン小缶を二つ。

2154声 積雪

2014年02月14日

また雪。

勢い強けれど積もらず。

駅まで傘をさして歩く。

2153声 異音

2014年02月13日

昨年、引っ越したばかりだが、

この長屋的木造アパートの立てつけの悪さに辟易としている。

玄関のドアが斜めになってるので、毎日、開け閉めする時に、

ガタゴト異音が立つ。

そこが、言いようもなく切ない。

2152声 雪々

2014年02月12日

晴れるが寒さ厳しい一日。

飲みすぎで不調にも拘わらず、麦酒を飲む。

それが影響して、腹具合悪し。

週末も雪予報で、なかなか帰郷のタイミング難し。

2151声 雪道

2014年02月11日

小雪がちらつく一日。

雪解けで水びたしの道を歩くのに適当な靴を、

もっていない。

したがって、リーガル社の革靴で一日を過ごす。

千葉県に限らず、もう本州のどこに居住していても、

雪の仕様が必要である。

2150声 朝雪

2014年02月10日

残雪及び凍結により、駅まで徒歩で向かう。

商店の店先、路地の家並みの前など、

路肩にきれいに雪がかかれていた。

慣れぬ手つきで、雪をかかれてのであろうその姿を、

思い浮かべつつ、アスファルトを踏んだ。

2149声 一隅

2014年02月09日

不謹慎ながら千載一遇の好機とばかり、句を作った。

濡れた足で長時間歩いた為か、体調芳しからず。

まさか、関東地方の平野部でこれほど雪の句を作るとは。

そして、これほど美しい雪解けの光を目の当たりにするとは。

2148声 大雪

2014年02月08日

大雪の中を原宿にて句会。

春の雪は言えど、関東地方の交通網はほとんど麻痺。

定例の句会であるが参加者は三分の一ほど。

四十年ぶりの大雪だとかで、

足がすっぽり隠れてあまりある。

夕方には都内に近い路線もぞくぞくと運休になり、

立ち往生した方も少なからず。

運よく運休につかまらず、大雪の中を帰宅。

2147声 第三

2014年02月07日

明日の雪が積もるのか積もらぬのか。

そんな話題を肴に、缶麦酒を酌む。

千葉に越してきて、初めて麦酒以外の麦酒。

つまりは第三の麦酒を飲む。

夜半から降り出した大粒の雪は、

明らかに積もるつもりの勢い。

2146声 蝋梅

2014年02月06日

句会の案内は、もう花見である。

もちろん、梅でなくて桜の。

その前に今年は蝋梅もしっかり見れていない。

2145声 雪椿

2014年02月05日

春の雪。

歳時記ではそう言うことになるが、

春の雪らしく昨夜の雪はあっけなく消えてしまった。

椿の葉などに乗っている雪をみると、

感銘を言葉にする難しさをしみじみと感じる。

2144声 夕雪

2014年02月04日

立春なれども夕方から雪。

自身には初雪。

雪国の人がみたらちゃんちゃらおかしい。

などと自身の雪の句の連作を批判されたが、

やはり、雪を見ると胸が騒ぐ。

2143声 薄空

2014年02月03日

霞がかった薄い空であたたかな一日。

年を経るごとに桜の時期が待ち遠しくなってきた。

散ると知っているからこそ、魅かれる。

2142声 小振

2014年02月02日

小さなピルスナーグラスを購入した。

晩酌をするのには、あの食堂などの瓶麦酒についてくる、

小ぶりなグラスくらいが丁度良い。

 

2141声 睡蓮

2014年02月01日

川村美術館へ出かける。

モネとルノワールがあったので凝視する。

モネの睡蓮の連作の中、

今日の物はとても魅かれるものであった。

2140声 春猫

2014年01月31日

ぼんやりと一月が終わる。

夜更けに猫が鳴き始めた。

2139声 雨粒

2014年01月30日

夕方より雨。

雲っていても雨粒が明るい。

春が近い。

2138声 憂麦

2014年01月29日

麦酒とハンバーガーと言う欧米式の夕食。

こう言う食事にはエールが合う。

翻って、刺身などの和食にはラガーが合う。

だからこそ、ラガー一辺倒の酒場を憂う。