日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

2190声 石鹸

2014年03月22日

しゃぼん玉を吹いていて、一日が終わった。

2189声 神戸

2014年03月21日

西日暮里にて句会。

今春から就職で神戸へ行く句友へ、駅前で別れの挨拶。

かつかつ力強い足取りで、春塵の中へ消えて行った。

2188声 ビア

2014年03月20日

クラフトビールをひとしきり飲んで帰る。

最近は女性のほうがむしろ、

クラフトビール熱があるのではなかろうか。

どこのビアバーでも、飲みっぷりが良い。

2187声 空気

2014年03月19日

そろそろ桜が咲きそうである。

夜のくうきがやわらかい。

2186声 待花

2014年03月18日

昨日までの好天で、桜が一挙に蕾を膨らましている。
花を持つこころも急いてくる。

2185声 常識

2014年03月17日

暖かかつ穏やかな一日。
俳句月評で句を取り上げてもらい、感謝。

2184声 頑丈

2014年03月16日

どうにも石鹸玉が忘れられず、石鹸玉セットを買って公園へ出かけた。
正確には公園の売店で、アンパンマンの石鹸玉セットを買った。
代々木公園の方が、大きくて頑丈な気がする。
来月は、この石鹸玉セットを持っていこうかしら。

2183声 石鹸

2014年03月15日

代々木公園はすでに春の色が濃く、
園内の奥に河津桜が咲いていた。
石鹸玉に魅かれるものがあり、
集中的に作り、午後から句会。
梅の句で良いものがあり、目を見張った。
子供と一緒に梅見をしている景だったが、
幼子がいることで、視点が新鮮な句になった。

2182声 確実

2014年03月14日

晩酌の麦酒の本数を減らすようにしているのだが、

減らしたことで食前酒のような具合になり、食欲が湧いてしまう。

麦酒を減らして御飯を食べた方が良いのか。

御飯の分を麦酒で済ませた方が良いのか。

それが問題であるが、減らしてから心持ち、いや確実に肥った。

2181声 魚卵

2014年03月13日

鰈の煮つけを頂いたので、早速食卓に並べて箸をつけると、

身の中に何かある。

箸を更に差し入れてみると、どうやら卵のようである。

子持ち鰈と言うやつである。

そんなことにもささやかな春。

2180声 生月

2014年03月12日

3月生まれである。

社会に出てからからつくづく、

3月生まれと言うのは不利だと感じている。

年度末の慌ただしさで友人たちからは誕生日を忘れられるし、

自分でも忘れている始末。

契約関係の煩瑣な手続きが続く上、

今年は運転免許の更新が重なっている。

とるべきところは、同級生より少しだけ若くいられる、くらいである。

2179声 足取

2014年03月11日

足取りが自然とゆったりしてくることにも、春を感じる。

 

2178声 太田

2014年03月10日

先週でおおかたの学校で卒業式が終わったのか、

通勤ラッシュの車内に、私服の少年少女たちが多く居た。

「おおたえきのさー」

彼らの会話の中に聞こえる駅名が、その訛りと相まっておそらく

群馬県の「太田駅」だと確信した。

啄木ではないが、「ふるさとの訛なつかし停車場の~」と言う感興であった。

2177声 紅白

2014年03月09日

昨日と一転して近所の神社へ出かけ、そこでも梅を見た。

紅白で一本づつ植えてあるだけだが、

それがまた午後の日の中で、幽玄に佇んでいるのである。

すぐ横にある桜の枝には、膨らみ始めた蕾がひしめいていた。

2176声 梅酒

2014年03月08日

水戸の偕楽園へ観梅に出かけた。

四部咲きと言った具合だが、梅まつり期間中という事で、

観梅客はたくさん居り、駐車場などはどこも満車。

それでは、満開を迎える来週再来週よりもましなのであろう。

風がまだ冷たく、ゆったりと見ている心持ちにもなれなかったが、

それがまた観梅らしさとも言える。

梅酒を買い忘れたのが不覚であった。

2175声 断固

2014年03月07日

以前として春寒の日が続く。

量販店にて、新銘柄の缶麦酒を見つけたので購入した。

最近は、麦酒よりも第三の麦酒の方が、

売り場面積も多くかつ目立つ位置に陳列してある。

その缶のデザインも麦酒より派手ながらセンスが良く、

購買意欲をそそられる。

なんだか、断固として麦酒を飲み続けている事が、

時代に逆行しているとさえ思われてくる。

2174声 室内

2014年03月06日

啓蟄だがこの寒さ。

しかし日差しは暖かく、風の来ぬ室内は春の暖かさ。

今日は人よりも鳥の方が、忙しなく働いているようである。

2173声 真中

2014年03月05日

どんより雨の一日。

雨の日は電車と喫茶店が込む。

見渡す限り荒れ畑のど真ん中にいるよりも、

混雑の喫茶店で休んでいる方が、独りである。

その感が強い。

この年になって、だからどうと言うわけでもないが。