日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。現在の担当者は堀澤、岡安、すーさん、抜井です。この4人が月替わりで担当しています。平成30年前半は、5月(堀)6月(抜)7月(岡)8月(す)9月(堀)10月(抜)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(抜)3月(岡)の順です。

171声 おぼろげ考察〜おしぼり〜

2008年06月19日

今日、とあるコンビニに立ち寄って缶コーヒーを買った。
レジで会計を済ませると、肉まん保温機の横に、
「どうぞお使いください」って貼り紙のプラカゴに入ったおしぼり。

おそらく、夏に合わせたサービスなのだろう。
が、しかしである。
「ではでは」って、手拭いて顔拭いて、首を一周させてから、
ワイシャツの襟におしぼりを突っ込んで胸の上部まで拭く。
なんて人が、果たしているのだろうか。

「さっき便所で拭いたけどね」
って人が大半だと思うが、手ぐらい拭いた方が良いのだろうか。

これで思い出すのが、女給さんのいる酒場である。
便所の扉を開けて出ると、薄暗がりの中でおしぼり持って立ってる女給さん。
あれも、「さっき便所で拭いたけどね」って事になるが、
「じゃあ一応手ぐらいは」
ってんで、極めて日本人的と言えるおぼろげな心持ちで拭く。

でも、悪い気はしないからそれで良いのか。
そうだそうだ、まぁともかくこれで良いのだ。
とまぁ、今日もおぼろげな気持で締めくくる。

170声 贅沢がある場所

2008年06月18日

心の片隅でいつもハラハラしているのである。
高崎在住の小説家である絲山秋子さんに、
市内でいつバッタリ出くわすかと思って。

そして、本日である。
私の慣習である、早朝定期立ち読みをコンビニにて行っておったところ、
偶然出くわしたのである。
もちろん本の中で。

6月19日号の「週刊文春」カラー頁。
高崎にある部屋の、リビングでのインタビュー記事。
その記事の末文が良かった。

「やっぱり高崎は東京よりも贅沢だ。」

169声 浦島太郎の恩返し

2008年06月17日

「わらび平森林公園」ちゅうキャンプ場が高崎市にある。
本日はそこで、終日撮影仕事。

ポテトチップスの袋もパンパンになってしまう位、市街地との高低差があり、
眺望景観、自然環境とも抜群に良い。
水も美味いし空気も美味い、おまけに食べ物も美味い。

一日こう言った場所にいると、気分はもう浦島太郎。
「帰りたくない症候群の人」と化してしまう。
それでもまぁ、乙姫様がいないのでなんとか帰って来て、
またこうやって何某かの文章を書いている。
気分はもう鶴の恩返し。
覗かれやしないかしら。

168声 桃源郷ソフト倶楽部

2008年06月16日

今日はもう、粘着性の暑さにやられている。
顔なんかもう、ベタベタのテカテカである。
これはまぁ、本日食したソフトクリームも少なからず起因している。

梅雨の中休みで夏日の本日、高速道路を走行していた。
途中、サービスエリアで小休憩。
車外へ出た途端に、「むっあ〜ん」と暑さが粘着。
清涼飲料水を求めて、店内へ。
すると、入り口前方斜め方向に並んでいる、
パラソル付き丸テーブルに座っている人達。
真っ白いソフトクリームを右手に持ち、だらしなく弛緩した恍惚の表情を浮かべながら、
こぞってペロペロ。
「桃源郷の幻影でも見えてんのか」っちゅう位の放心顔なのである。

それを横目に店内へ入って、即行でソフトクリームを購入。
やっぱり、誰かが食ってる所を見ると、自分も食いたくなる。
パラソルの下で、だらしなく舌を出している私は、
既に桃源郷ソフト倶楽部の一員になっているのであった。

167声 自分内通念の悲哀

2008年06月15日

「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」

ってのが、社会通念として声高に叫ばれている現代。
自分内にて、これに照らし合わさる通念が出来つつある。

「飲んだら書くな、書くなら飲むな」

運転代行サービスはあるけれども、執筆代行サービスがないんだ。
これがまた。

166声 一日一エコ省エネ人生

2008年06月14日

最近はもう「エコ」って言葉を目にしない日が無い位、エコライフな世間になっている。
「こんにちは」だとか「いただきます」などと同じ感覚で、
「えころじー」ってのが、日常挨拶になる日も近いのではなかろうか。

節水、節電は当たり前、アイドリングストップの省エネ人生。
「一日一善」ならぬ「一日一エコ」なんて言葉も、じわじわ流行りつつある。

そして、私の周りにも既に実践しておられる方、多数。
ペットボトルは、本体とパッケージを分別する。
割り箸を使わず、マイ箸を常に携帯する。
買い物の際、ビニール袋は貰わずエコバックを使う。

素晴らしい。
「一日一エコ」で「早エコは三文の徳」かもしれん。
と思い立って、本日早速、私も実践。

銭湯にて、シャワーの前で椅子に腰掛け、体を洗おうとしたら石鹸が無い。
「忘れた、どうしよ、いいや買っちまおう」
ってんで、立ち上がろうとした瞬間。
右斜めのシャワーの下に、誰かが忘れていったか捨てていった、
ちびた石鹸があるではないか。

私の意識の中に貼ってある習字用紙、「一日一エコ」がフラッシュバック。
丁重に、そのちびた石鹸を使わせてもらった。
本日の私の一エコ達成である。
「いやぁ、エコって本当にいいもんですね〜」

165声 合戦、昆虫対抗地域変名

2008年06月13日

いたる所で、必ずと言って良いほど論議を醸し出す。
それは、カブトムシ&クワガタムシの呼び名でである。

県内外、様々な地域の人に聞くと、まぁ色々とある事ある事。
凄まじい地域変名の持ち虫なのである。

ちなみに、私の出身地域(高崎市旧群馬町)近辺でもいくつか確認している。
まず、クワガタのメス。
これは総称して「ぶーちん」と呼んでいた。
そして、ミヤマクワガタ。
これは「へーたいかぶと」。
それと、ノコギリクワガタの大顎が湾曲しておらず、真っ直ぐなヤツ。
これは、「バリカン」。
あと、近隣山岳地域では、カブトムシの事を「マグソ」。

これはまぁ、「馬糞」なのだろうなと安易に想像出来るけど、
中には、「ぶーちん」などの様に、由来がまったく掴めない呼び名もある。

県内各地域からこの変名を集めて、一覧で見たら非常に面白い。
そう思い立って、検索サイトでチラホラ探していたら、既にやってた。
それは「ぐんま昆虫の森」のHP。

全国昆虫施設連絡協議会が行っている「昆虫の呼び名しらべ」。
一覧結果が見てみたい。

ぐんま昆虫の森「昆虫の呼び名しらべ」↓↓↓

164声 矢切の渡しで神隠し

2008年06月12日

毎夜毎夜、こんな与太文章を書き晒していて良いのだろうか、私。
しかしまぁ、もうすぐ夏が来るというのに、大丈夫なのだろうか、私。
抽象的かつ漠然とした不安に、気持の底の方を甘噛みされる、私。
もうこうなりゃトンズラだ、逃亡だ、ってんで辿り着いた矢切の渡し。

ちょい待てよ。
こう言うのは逃亡って言うのだろうか。
むしろ失踪。
いや蒸発。
神隠し。

矢切の渡しで神隠し。

今日は筆の調子は悪いが、文章の語呂だけは良い。
いつもながら、上身と下身しかない内容である。

つまり、中身が無い。
いまいちキマらない。
そんなこんなで毎度。

御賞読テレマカシー。

163声 早朝番傘物語

2008年06月11日

今朝の事。
いつもの時間に起床。
調子が良い時に限って働く直感によって、
時刻は目覚ましセット時間の5分前である。
「よし、カーテンでも開けるか」
ってんで、おもむろに起き上がると、薄暗い部屋の左隅に何やら物陰。

物体を確認。
瞬時に神経伝達系統が硬直。
心臓が飛び跳ねて肺にぶつかった。
「からかさ小僧だ」

そう、その物体はからかさ小僧。
あの「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくるでしょ。
ひっくり返しの傘に、下駄履いた足が一本で手が二本あって、
真ん中に目玉が一個くっ付いてる妖怪。
舌出しながら、ピョンピョン飛び跳ねてるアイツ。

いやでも待てよ。
足も無けりゃ、手も目玉も無い。
もちろん飛び跳ねてもない。
おまけに白い。
こりゃ番傘だ。
この前お土産で貰った。

ほっと胸を撫で下ろす。
先日、お土産で何故だか頂いた番傘であった。
昨夜、この番傘を用いて部屋で歌舞伎者ポーズの練習をして、
立て掛けて置いたのだった。
柄を下にして置いた格好が様になったので、
下向きにしておいたのが仇になった。
「チィッ」朝っぱらから驚かせやがって。
目線を外したら、呼応する様に番傘の野郎、バランスを崩して「ガタン」。
そんで私、小動物の如き反応。

162声 男女の或る一定の時期における平日地方観光

2008年06月10日

今日は久しぶりの快晴で、初夏の汗ばむ陽気。
先週雨続きで、撮っても使い物にならなかった榛名湖へ、再撮影に出掛けた。
好天の榛名湖には観光客が多く、良い写真も沢山撮れた。

そこで目に付いたのが、カップル。
それも、下は28.9か上は34.5。
その位の年齢とおぼしきカップルが大半なのである。

なんだか、地方のそれも平日の観光地と言うのは、
その位の年齢のカップル客が多い気がする。
結婚間近か、新婚か、子育て奮闘中の新米夫婦か。
と言う様な、激動の人生状況下にあると推察される。

そう言うカップル達は、おしなべて楽しそうである。
ちょっとの事でよく笑い。
不味そうな料理を美味しそうに食べ。
目の前の幸せを噛み締めているのである。

快晴、カップル客多数、眺望抜群の榛名湖ロープウェーのゴンドラの中。
眼下に広がる、鬱蒼と生い茂った榛名の山々を眺めている私。
「あの中にカブトムシがいっぱいいるんだろうな」と、真剣に考えていた。

161声 止まった時計

2008年06月09日

忙しく動いています。

或る人は受話器に向って大声で喋っていたり、

或る人は机の前を行ったり来たりしています。

みんな忙しく動いています。

私は手を止めて見ていました。

椅子に座って時計を見てたのです。

その時計の針は止まっていました。

止まった時計の下で、

電話が忙しく鳴っています。

何で己は、こんな背中をネコじゃらしで撫でられているかの様な、
けったい極まりない文章を、夜な夜なシレーッと書いているのであろうか。

今日は6月9日、ROCKの日。
時計が止まってたって、こんなモンは別にROCKではない。
映画「イージーライダー」で主人公二人が旅に出る際、
ピーターフォンダが腕時計を投げ捨てるシーンがあるではないか。
そんで、二人のハーレーが「ドゥロロロ〜」。
ステッペン・ウルフのギターリフが「ジャ〜ッジャジャ〜ッジャッジャッジャッジャッジャ」。
時計は捨てなきゃROCKじゃない。
だけど私は、ロクなモンじゃない。

160声 蛙念仏

2008年06月09日

「かえるの歌がきこえてくるよ♪」
なんて言う童謡がある。
しかし、先程から長い時間聴いていると、
なんだか歌と言うよりむしろ念仏である。
蛙念仏の大合唱in裏の田んぼ。

と言う事は、田んぼに水を張ったって事。
もうすぐそこまで来てるんだ、夏。

田んぼの畦をそっと通る。
水際に集まっていたオタマジャクシ達が足音にビックリして、
「ビチビチビチッ」と音を立てて逃げて行く。
それが面白くて、畦を通る時はそっと忍び足。
遠い夏の日の思い出である。

蛙念仏効果で、今日は記憶再生機能の調子が良い様だ。

159声 はしごはなっからよいじゃねぇ

2008年06月07日

今日もはしご湯。
昨日は温泉のはしごで、今日は高崎で銭湯のはしご。
よって、脳味噌までふやけ気味である。

最近、「見たよ銭湯」なんてって、知人から声を掛けて頂く機会が度々。
そこでうれしい事に、銭湯情報を得られる時もある。
子供時分に利用していたから、銭湯の事は良く知っているなんて人までいる。

銭湯を回り始めて感じるのは、群馬県内の銭湯情報を得るのが非常に困難と言う事。
知ってる人に聞くのが一番の近道である。

情報を得ると、焦燥感に掻き立てられて真っ先に銭湯へ。
銭湯でも温泉でも、はしご湯ってのは、なっから疲れる。
まるで、プールに入った後の様。
書くのもよいじゃあねぇから、はぁ寝るんべぇ。

158声 露天でビバノンノン

2008年06月06日

昨日の冷たい雨から一転。
今日は好天の夏日で、取材撮影も無事終了。

本日一発目の撮影が、まず露天風呂。
青空の下、「露天の朝風呂は極楽だなぁ」って弛緩したバカ面を「パシャリ」。
我に返って辺りを見ると、三台の一眼レフカメラのレンズが「ギラリ」。
限り無く個人情報の保護がままならない状況。
でもまぁ、一先ず極楽。

浸かりながら後ろを振り返ると、
胡坐をかいて脳天から打たせ湯に打たれている、
和のカルチャースクール「ほのじ」のマスター。
でもまぁ、一先ず極楽極楽。

157声 えーらいこっちゃえーらいこっちゃ

2008年06月05日

「え〜っと、この下の帯がこう、こっち側に…」
悪戦苦闘しながら、帯締めの練習中。

明日は、何故か着物を着る仕事。
とある町のとある割引券と言うか、近頃はクーポンって言うらしいが、
そのクーポン券に関連した取材撮影。

クーポン券を持って来てもらう為の、宣伝普及活動。
こっちは着物を着るので精一杯の、戦々恐々状態。

一向に結べる気配が無い。
考えてみたら履物が無い。

「えーらいこっちゃえーらいこっちゃよーいよいよいよい♪」

あっ、今着物の後ろの方が「ビリッ」って。

156声 青年期或いは松田優作の物真似

2008年06月04日

高校一年時分の頃。
授業が終わると、掃除当番をほっぽらかしてソッコーで帰宅。
コカコーラをがぶ飲みしながら、TVの再放送「探偵物語」を観賞。
観終わると、主人公である工藤俊作こと松田優作の物真似にひたすら興じる。
と言うハードボイルドな生活を送っていた。

そんな生活の最中。
私はいつもの様に、自部屋の特設高座と呼んでいるコタツの上で、正座をしながら、
「はい、くどーたんてーじむしょ」
などと、コーラ片手に物真似の練習に勤しんでいた。

すると突然、後方のドアが開いて、親父。
「ドスッ」と一歩半。
狭い部屋なので、一歩半歩けば目の前。
「はい」って言って、親父がくれたのは、近所の本屋の紙袋。
顔を上げると、「ドスッドスッドスッ」っと階段を乱暴に下って行く音。

すぐさま紙袋を開けると、中には文庫本が一冊。
本のタイトルは、五木寛之著『生きるヒント5〜新しい自分を創るための12章〜』。
「なんじゃぁ−こりゃー」
って、声を出さずにジーパン刑事の真似。
そしてすぐに、疑問符が頭の上を小躍り。

その後、親父からは感想を聞かれる事も無く、物真似はもう飽きた。
春夏過ぎてもう秋が来て、一応読書。
一体、何だったんだろうか。
自分も自分で、そう言う時分だったのか、その後『大河の一滴』なんて買ってみたり。

155声 上州砂漠の水とダイヤ

2008年06月03日

必要なものは、水なのかダイヤモンドなのか。
物の価値とは、常に相対関係の上に成り立つ。
価値観が揺らぐ現代社会。

ってな事が、新聞などで都市計画の記事を目にした時、脳裏をチラッと過ぎる。
砂漠に必要なのは、果たしてダイヤモンドなのだろうか。
切に願う、客観的視点で捉えた政策決定を。

なんて、今日は柄にも無くケーザイしているので、なんだか背中がむず痒くなってきた。
翻ってこのサイトを考察するしてみる。
いやはや、価値観が極端に偏ったサイトである。
価値を測るモノサシがひん曲がっているのかも。

154声 参って滅入ってマイッタ

2008年06月02日

近畿、東海から関東甲信地方まで、本日入梅の発表。
また今年も、気の滅入る季節が参った。
でも、まっいっか。

いや、良くない。
天気も好くない。

そうなると、手放せないのが傘である。
なんともまぁ、粗野で強引な話の導入。

今日は筆が、良くない。
私の創作意、欲がない。

マイッタマイッタ。